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後ろめたいから瞬く ページ15

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執務室の扉を叩くと 返事を待たずに足を踏み入れる。

なぜなら 今、この時間は無人の筈だったからだ。

しかし、


Aが長い睫毛を たっぷりと揺らして3度 瞬きをした。

「えっと… 」

前髪をピンなんかで留めて、普段 顕になることのない 額を惜しげもなく晒している。


フォークを刺したままで 伸び切った即席麺も脱ぎ捨てられたパンプスも そのままにソファに身体を預けるA。



「ジョルノには ないしょ… ね?」



ふにゃりと指が押し当てられた 唇も いつもの艶やかさとは対照的で 幼子のような桃色。


僕だけが知ってしまった 気の抜けたAの
姿… だったなら、たまらなく愛おしかっただろうに。


部屋の奥 明かりのついていないシャワールームで、ひとの動く気配がする。

もちろん ジョルノではないのだろう。






後ろめたいから瞬く


身の程しらず→(これ)→ぎらぎら鋭いは ふんわりと繋がっているような いないような そんな具合です。

ぎらぎら鋭い→←身のほど知らずのパープル・ヘイズ



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孔雀の子(プロフ) - 鶩さん» 引くわけありませんんん!じゃんじゃん詰め込みましょう!? (2019年2月15日 4時) (レス) id: e65ad6e5bc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - わぁぁぁ!!気に入って頂けたみたいで良かったです!!私の好きを詰めてしまったものなので、皆様に引かれてしまったらどうしようと思いながら書きました....(恥) (2019年2月15日 0時) (レス) id: 22c497b882 (このIDを非表示/違反報告)
孔雀の子(プロフ) - 鶩さん» さっそく読ませていただきましたよ~!ぐろぐろに暗チ… スキが盛りだくさんで性癖に刺さりまくり!最高でしたッ!! (2019年2月15日 0時) (レス) id: e65ad6e5bc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 孔雀の子さん» 孔雀の子さんにそんなことを言われたら........書いちゃいました(照) (2019年2月14日 23時) (レス) id: 22c497b882 (このIDを非表示/違反報告)
孔雀の子(プロフ) - 鶩さん» とっても嬉しい!ありがとうございます!!鶩さんの書く文章が大大大好きなのでいつか鶩さんの書くケーキバースも読んでみたいです!! (2019年2月14日 20時) (レス) id: e65ad6e5bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:孔雀の子 | 作成日時:2019年1月3日 0時

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