LIFE 13 ページ14
あれからそらるはずっとソファで寝てる。
しかも私の手を離してくれないという…
寝てるはずなのに無駄に力強いんだけど…
うーん、流石にこのままなのは辛いから、ベッドまで頑張って運ぶしかないか…
｢よいしょっ…あれ、めっちゃ軽い…｣
そらるさん、軽すぎやしませんか？
ちゃんとご飯食べてました？
まいっか。
ベッドまでそんな距離ないし、頑張るか。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
そらるside
どうもそらるです。
只今とても混乱しています。
なんでかって？
隣でAが寝てるからですよ！
しかもベッドの上でですよ！？
手繋いだままなんですよ！？
俺が寝ぼけて何かAにやっちゃったのか、Aがベッドまで運んでくれたのか…
いやいやいや、Aは力無いから俺なんて持ち上げられるわけないじゃん。
って事はやっぱりやっちゃったのか。
｢…んっ……あれ、そらるもう起きてたの…？｣
そ｢あぁ、うん…｣
｢…っ腰痛い…｣
腰が痛い！？
え、確信的な証拠が出てきてしまったよ！？
でも着てる服は特に何も無いんだよね…
そ｢…ねぇ、俺さ、寝ぼけてAに何かやっちゃった？｣
｢え？どういう事？｣
そ｢いや、だってA腰痛いって言うし、起きたら何故かベッドの上だし、Aが隣で寝てるし…｣
｢あぁ、そんな事？私は全然大丈夫だよ。｣
やっぱり何かやったのか！？
記憶全くないんだけど…
そ｢あの、俺寝ぼけてAに何したか覚えてないんだけど…｣
｢そらるは何もしてないよ？私が勝手にベッドに運んだだけだし、ただただ腰が痛いだけだし！｣
そ｢え？俺何もしてないの？｣
あれ、俺の勘違い？
それならそれで良いんだけどさ。
でもなんで腰痛くしたんだろ…
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作者名：しろもも | 作成日時：2017年6月21日 22時
