子供扱い禁止！5【木村良平】〜完結〜

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「Aお姉ちゃん！次これで遊ぼう！」

貴方「いいよ〜！」









楽屋で待機中、数人の小さな女の子達に誘われてお絵描きやあやとりなどで遊んで暇を潰していた


今日は劇団ひまわり主催の舞台イベントがあって良平さんと一緒に見学にきたんだ









「良平くん！おんぶして！」

良平「いいよ！おいで〜」









いいな〜
私も小さい頃おんぶとか抱っこおねだりしたな〜笑

良平さんに遊んで貰っている子達を見て羨ましく思っていると無意識に見すぎていたのか視線に気づいた良平さんと目が合った

目が合うと私の気持ちに察したのかニヤッと笑う良平さんに恥ずかしくなって咄嗟に逸らしてしまった
絶対後でからかわれるやつだ…









「私もおんぶして！」

良平「いいよ〜、でもAお姉ちゃんもして欲しいみたいだから順番な〜？笑」

貴方「なっ…！」

「お姉ちゃんもおんぶしてもらいたいの？じゃあ先にいいよ！」

貴方「そ、そんな事ないよ！お姉ちゃんはもうそういう歳じゃないもん〜」

良平「いつも飛びついて来る癖に笑」

貴方「うるさいです！」









もう！やっぱりからかわれた…！
私はもうおんぶして貰って喜ぶような歳じゃないもんね〜
そりゃ良平さんがしてくれるっていうなら嬉しいに越したことはないけど！！









裕也「おはようございます」

貴方「あれ、裕也くん？なんでここに？」

裕也「人手が足りないからって誘われたから」

貴方「そうなんだ！」









イベントのスタッフさんとして楽屋に入ってきた裕也くんと話していた時ハッとして良平さんの方に振り向いた

あんな事があった後だしまた仲良く話してると良平さんが嫌な気持ちになるかも…









良平「この前は悪かったな、体調悪いのに家の前でうるさくして」

裕也「いえ、俺の方こそ色々とすみませんでした」









良平さん…！やっぱり大人だ。
これを機に2人が仲良く…









良平「…」

裕也「…」









…は無さそうですね。凄い睨み合ってます。







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