子供扱い禁止！5【木村良平】〜完結〜

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事務所に入ってから舞台や撮影もすっかり慣れた頃、撮影が始まるまで楽屋で待機していると隅っこでうずくまっている同い年くらいの男の子に声をかけた









貴方「どうしたの？緊張してるの？」

「うん…」

貴方「じゃあ私がおまじないしてあげる！」

「おまじない…？」

貴方「うん！手出して！」









恐る恐る手を差し出す彼の小指に星のマークを描いてあげた









貴方「はい！なんでも上手くいくおまじないだよ！」

「…ありがとう」

貴方「どういたしまして！一緒に頑張ろうね！」

「うん…！」









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良平「A〜、そろそろ起きて〜」

貴方「んん…」









良平さんの声がして目を覚ますとニコニコと眩しい笑顔で私を見下ろしていた
そんな良平さんに笑顔を返して体を起こして欠伸をすると私の頭をポンポンと軽く撫でてリビングへ行ってしまった



なんだか懐かしい夢を見たな〜



まだ眠くてボーッとしていると段々ウトウトしてきてまた夢の中に入りそうになった時良平さんがリビングから顔をのぞかせた









良平「10秒以内に顔洗いに行かないと朝ごはん抜きだぞ」









その瞬間すぐにベッドから降りて洗面所に向かった









貴方「おはようございます！顔も歯もちゃんと洗いました！」

良平「よろしい笑」









良かった！朝ごはん抜き回避！
良平さんが作る朝ごはんは絶品だもんね〜








貴方「いただきまーす！」

良平「食べたらすぐ用意しろよ〜？」

貴方「はーい！」








今日は良平さんと行く所があるんだ






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