私の口は喋らなくていい事を喋るのが上手らしい*4部【名探偵コナン/トリップ】

136話 ページ7

その後降谷さんと和気あいあいといつものようなくっだらない話をしていると私の携帯が鳴った

画面を見てみると ベルモット の文字

ベルモットから電話が来たようだ


降谷さんに電話に出ることを勧められたのでとりあえず画面をスライドさせて電話に出る

「わ た し だ｣

「…テンション高いわね

そろそろ帰るわよ」

もうすぐ日が変わるわ、と言うベルモットさん

え、もうそんな時間になってたのか、やべえな

1度端末を耳から離し画面を見てみると

午後 11:49 の文字

すっごーーい(震え声)

こんな居座ってごめんなさい…お店の人…

とりあえず、分かりましたと返事をして電話切った

「…そろそろお開きにしろと言われました」

「まあ当然と言えば当然ですね」

降谷さんはそう言いながら服の袖を捲り腕に巻いている腕時計を見る

…待て、その時計何か見た事あるぞ

どっかの会社とコラボしたくそド派手な時計じゃねえか…

安室の髪とおそろいのシャンパンゴールドに(以下略)って腕時計じゃねえか…

降谷さんの髪色名がやっと判明したやつ…

ふええ〜なんでお前が付けてんだ

あの時計買えばよかった…金欠だったんだよーーーーいやでも買ってれば降谷さんとおそろっち(死語)に出来たのに…出来たのに…くそーーー金欠も私も許さん…ついでにその時計をマジでつけてた降谷さんも許さん



「…顔を抑えて、どうしたんですかAさん…」

「降谷零許さん」

「唐突に何ですか」

そう言いながら少しむっとした降谷さんに超絶癒されたので秒で許した！！！！！！

自分でわかるくらい、にま〜っとしていると降谷さんはドン引きしながらその場を立ち、ほら行きますよと言い手を引いた

ふるやれいのおててしゅき！！！！


降谷さんに手を引かれ私も席を立つと手を取られたままエレベーターホールへと向かう

え？会計？ベルモットさんがツケにしてるって言ってた、凄いね

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