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よーし！！次は待ちに待った社会！歴史だ！！！
私は机の上に歴史の教科書、資料集、ノートを用意した。
私は元々小学生の頃から歴史が大好きだ。
その大好きな歴史の担当の先生が大好きな煉獄先生だなんて………………
最高ですね。
この一時間は毎回時が過ぎるのが速い…………
そしてこの一時間は胸の苦しみが絶えない。
"苦しみ"といっても嬉しい苦しみで、その人の事を想ったり………不意に見つけたり……見ていたりすると……………、心臓？というか胸の辺りがきゅーっと締められて苦しくなる。
そのくらい前世でも今世でも惚れてしまっているのだ。
前世では考えられない程の幸せで今、満ちている。
私は約束を果たせなかった人。
煉獄先生の隣に居れなくて良いのかというと嘘になる。
本当は、隣に居たい。
でも、今世でも出会えたこと自体が奇跡なのだ。
想いが届かなくても、叶えられなくても、
私はいいのだ。
教室の一点を見つめながらそんな事を考えていた。
「失礼する！！」
教室の入口の方から元気な声が聞こえてきた。
私は反射的にそちらへ振り向く。
煉獄先生だ。
！！！
今気づいたが黒板が消されていないではないか！！
私は慌てて椅子から飛び出し、黒板消しを持って背伸びをしながらスピードかつ、綺麗に消していく。
「おお！炎畑少女か！率先して黒板を消すとは！感心感心！」
『いえいえ！煉獄先生には綺麗な黒板に書いて…………………欲しい、ですから、』
『……………先生？』
「ん？」
________何かありましたか？
煉獄先生は笑顔。
朝も今も笑顔。
笑顔だけど、今は、
…………………悲しさ、寂しさ、怒りを隠した笑顔
私はわかる。
その顔、一度だけ見たことあるもの。
「む、何にも無いぞ。」
『……そう、ですか…私の勘違いでした！すみません！』
「いや！誰にだって勘違いは、ある！だがそうやって人を気にかけられる程君は優しいんだ。心配してくれてありがとう。この黒板も、君のおかげで俺が気持ちよく書ける、ありがとう。」
「さあ！皆席について！授業が始まるぞ！」
私はそれを合図に席についた。
いつも通り授業がスタートした。
だが、やっぱり煉獄先生はあの笑みで私のお腹はお節介のようになった。
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羽っこ。(プロフ) - むいむいさん» 途中送信全然大丈夫ですよ！むしろ嬉しいです！泣いてしまわれたんですか、お出かけ前なのにすみません、でも私の趣味の小説で感動してくれる方がいて、とても嬉しいです、信じられないです。ありがとうございます(;o;)学生で更新不定期ですが、がんばります！ (2021年6月20日 10時) (
レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - 途中送信、スミマセン!45ページの電車のシーンから涙がポロポロ止まらなくて(T_T)残す方も遺される方も本当に辛いですよね( TДT)今から出掛けるのに涙が止まらなくて、、、。これからも小説、期待してますね! (2021年6月20日 9時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして!最初は (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして! (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
羽っこ。(プロフ) - ののさん» コメントありがとうございます！共感してくれる方がいらしてとても嬉しいです！そういう物は恋愛において多い（作者の実体験）かな？と思い、書かせていただきました！のの様、素敵なコメントありがとうございました(><) (2021年5月18日 6時) (レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽っこ。 | 作成日時：2021年5月5日 9時
