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____________おお煉獄ぅ、生きてたか。
「宇髄」
俺が職員室へ入ると直ぐ駆け寄ってくれた。
嗚呼、いい友を持ったな。
「心配かけたな、済まない。あと今朝のことも…」
「今朝ぁ?ああ、あれ、あんなの気にすんなよ俺も悪かったしな!」
宇髄はいつも笑って誤魔化してくれる。
幸せだ。
俺は席へ着き、弁当の風呂敷を広げた。
「お前まだ食べてなかったのか、弁当」
「炎畑に髪を撫でられて、………つい、な!」
俺は俺に似合わなぬ小さな声で言った。
「そうか、お前もやっと素直になってきたな。ん?この紙っきれはなんだ?」
宇髄は炎畑の手紙を取り上げてそれを開いた。
「んー?煉獄先生へ、……うん、ふむふむ、ほー、…………………………………あ、」
宇髄は何かを見つけたように目を丸くした。
「どうした宇髄」
「ごめん煉獄、弁当アケテミテ、……」
パカッ
「あちゃー、」
弁当は崩れていた、
「宇髄はこれを気にしていたのか、大丈夫だ!こんなこと気にするな!」
俺は先程の宇髄の真似をして笑った。
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「………………うまい!」
母上の弁当は崩れていてもうまい!
絶品だ!!!!
「煉獄ぅ」
「ん?」
「愛されてんのなー」
「よもっ!?」
いきなり過ぎて口の中の米を吹き出しそうになる。
「何今更そんな慌ててるんだよ。顔を真っ赤にして、」
「そりゃ、そ、りゃ!!驚くだろう!!これに炎畑は関係ない!!」
「というか俺、別に誰に愛されてるとか言ってないからなあ逆になんで炎畑が出てくるんだよ。まさか、、?」
むぅー!!!
宇髄はニヤニヤしている。
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___________失礼します!!!煉獄先生いらっしゃいますか??
「よもや、」
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羽っこ。(プロフ) - むいむいさん» 途中送信全然大丈夫ですよ!むしろ嬉しいです!泣いてしまわれたんですか、お出かけ前なのにすみません、でも私の趣味の小説で感動してくれる方がいて、とても嬉しいです、信じられないです。ありがとうございます(;o;)学生で更新不定期ですが、がんばります! (2021年6月20日 10時) (レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - 途中送信、スミマセン!45ページの電車のシーンから涙がポロポロ止まらなくて(T_T)残す方も遺される方も本当に辛いですよね( TДT)今から出掛けるのに涙が止まらなくて、、、。これからも小説、期待してますね! (2021年6月20日 9時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして!最初は (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして! (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
羽っこ。(プロフ) - ののさん» コメントありがとうございます!共感してくれる方がいらしてとても嬉しいです!そういう物は恋愛において多い(作者の実体験)かな?と思い、書かせていただきました!のの様、素敵なコメントありがとうございました(><) (2021年5月18日 6時) (レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羽っこ。 | 作成日時:2021年5月5日 9時