無効化 ページ16
バイロ｢あなた方は
これに深入りしすぎた
覗いてはならぬ闇を覗いてしまった
もはや生きて帰る事も許されぬ！！｣
エルザ｢ぬかせ！！
行くぞ！！！！｣
私達は魔法を一斉にバイロに当てた
ルーシィ｢皆待って！！！！
アイツに魔法は…！！｣
バイロ｢笑止！！！！｣
バイロは杖を振ると私達の魔法は消え去った
A｢えっなんで！？｣
グレイ｢これか！！
オッサンが言ってたのは！！｣
エルザ｢この数でも…！！｣
ナツ｢魔法が効かねぇんだよ！！｣
エルザ｢これ程とはな｣
グレイ｢確かにめんどくせぇ｣
ハッピー｢でしょ？
これじゃオイラただの猫だよ！｣
バイロ｢何人同時に来ようが変わりはせぬ
私の前では魔導士は魔導士ではなくなる｣
ハッピー｢猫は？｣
レオン｢ちょっと黙ってろ……｣
エルザ｢ならば仕方あるまい｣
グレイ｢素手でボコるしかねぇよな｣
A｢それしかないんだもんね｣
バイロ｢来るがいい！！！！
私は素手でも同時に50人は
相手に出来るよう訓練されている｣
A｢50人！？
凄い具体的に説明してくれた｣
ナツ｢へっタコ親父も燃えてきたってか？｣
エルザ｢油断するなよ
こいつは相当の使い手だ｣
グレイ｢望むところだ！！｣
すると時計の針は光を放ち
凄まじい魔力を感じ口に手を当てた
時計の部品はそれぞれ浮かび組み込まれていく
ミッシェル｢姉さん見て！！
時計が！！｣
ルーシィ｢何が……何が起こってるの……｣
部品は1箇所に集まると
眩い光を放ち回転時計が出来上がり
ゴーンと音を響かせる
ナツ｢うるせえぞアレ｣
ハッピー｢目覚まし時計？｣
エルザ｢墓所が崩れるぞ！！｣
ルーシィ｢なんなのこれ………｣
A｢う………はぁ…｣
グレイ｢おいボーッとすんな！！
急ぐぞ！！
A立てるか？！｣
ハッピー｢気持ち悪そうだよ｣
レオン｢こんな時に……
あの時計の魔力か？！｣
グレイは蹲る私を抱きかかえた
ナツ｢何だこの匂い
間違いねえ
アイツらが……いる……｣
レオン｢アイツら……？｣
皆は振り返ると
オラシオンセイス達が立っていた
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作者名：Runa | 作成日時：2024年4月10日 6時
