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自信喪失 ページ13

そして私達はルーシィ達との
集合場所へ向かった



A「………………………」



この体になってから
自信を無くしてきてる



ジュビアもリオンもグレイの役に立ってるのに
私はただ一緒にいるだけの小さいやつ


ダンを探さなければ私は戻れないし
探しても戻してくれるわけがない



A「はぁ………………」



グレイ「ん?

なんだよ」



A「何も」



私はグレイのポケットの中に入ると座り俯いた



もうこのまま戻る事は無くなり
グレイは私を捨ててジュビアと付き合い

小さい私は魔導士として
失格になりフェアリーテイルを破門される


そんな想像が頭を巡り涙を流すと
私は持ち上げられポケットから引きずり出された



グレイ「何泣いてんだ?」



A「泣いてない」



私は目を擦り涙を拭った



グレイ「元気出せよ

きっと戻してやるからよ」



A「敵なんだから戻してくれないよ………」



グレイ「なら力ずくでも戻すさ

小さいままじゃ不便だろ

本を読むにも誰かの助けがいる」



A「無理…………あの盾…魔法弾くもん

勝てないよ………」



ジュビア「そんな事ありません!

グレイ様ならきっと勝てます!!

ジュビアは信じています!!」



A「……………………………………」



彼氏を持つ女性達が
彼氏の傍にいて欲しくない
女ランキングなんかを行えば
間違いなく1位になるだろう



グレイ「お前が喋ったら余計落ち込むだろうが

話に入って来んじゃねぇよ」



ジュビア「あっごめんなさい……

グレイ様の事になるとつい……」



こういう所が嫌い

グレイは私の彼氏だと知っているのに
めげずにアプローチしてくるし

グレイはジュビアの事タイプじゃないと貶しても
グレイ本人から言われてないから信じないと言う

ウンザリする程のポジティブ

目の前で浮気現場を見ているような嫌悪感


改めて気づいた

私は………ジュビアが嫌い………

単純→←熱いスライム



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作者名:Runa | 作成日時:2024年4月10日 6時

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