時が来れば ページ35
A「ウルティアか………」
ウルティアの写真を見せてもらった時
ガルナ島で会った黒髪の女性だった事が分かった
ウルティア『時が来れば私がお迎えにあがります』
A「時が来れば……………」
ルーシィ「時?」
グレイ「時ってなんだ?」
A「あ……なんでもない!」
そして私達はギルドに着くと各々家へと帰った
グレイ「A………ちょっと話があるんだ」
A「っ……………………………………」
私はレオンを見ると優しく微笑んだ
レオン「先に帰ってるよ!」
A「あ………うん」
するとレオンは家へ帰り
グレイと私は丘の上に座った
A「………………………………」
グレイ「………………………………」
気まずい………………
無言の時間が流れ私はグレイが話し始めるのを
俯きながら待っているとグレイは口を開いた
グレイ「まず………俺は別にルーシィの事
好きでも嫌いでもねえ」
A「ふーん……………」
グレイ「……………………………俺が好きなのは……」
A「別に言わなくていいよ
本人に言ってあげたら?」
グレイ「いいから聞けって」
A「……………………………………」
どうせ傷つくだけなんだから
聞きたくないんだって………
私は耳を塞ぎ俯くとグレイは私の手を耳から離した
グレイ「え………だ」
A「え?
エルザ……?」
エルザか……………まぁ意外でもなんでもない
小さい頃からずっと一緒にいたし
グレイはエルザによく突っかかってたから
A「エルザに言えば喜ぶと思うよ」
私は立ち上がりお尻の土を払うと
グレイは立ち上がり手を握った
A「な……何してるの!?
離してよ………」
私は振りほどこうとするが
グレイは手を離さず引き寄せた
グレイ「鈍いんだよバカが……」
A「????」
私の頭はハテナで埋め尽くされ
軽く混乱しているとグレイは私を離し俯いた
グレイ「好きなのは……………
お前だ………………」
A「……………………………………は?」
グレイ「何回も言わせんな!!
だから!!!!
Aが好きだって言ってんだよ………」
言葉の意味を理解した瞬間
私の胸はドクンと大きく音を立て
体温が上がるのを感じた
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マナ - Runaさん» ありがとうございます! (3月28日 4時) (レス) id: b24121f132 (このIDを非表示/違反報告)
Runa(プロフ) - 今追加しました! (3月27日 22時) (レス) id: a203c46b4b (このIDを非表示/違反報告)
マナ - この作品の1〜3のフェアリーテイル作品は?どこでしょうか? (3月27日 21時) (レス) id: b24121f132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Runa | 作成日時:2024年3月27日 17時