白き雪の妖精魔導士4《FAIRY TAIL》 (ページ27)

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シンデレラページ27

シンデレラ

むかしむかし
ある国にシンデレラという美しい娘がいました

母親を病気で亡くし
シンデレラは父親と2人で暮らしていましたが、
父親はシンデレラの事をとても可愛がっており
とても幸せな毎日でした

ところがある日
父親が新しい母親と結婚する事になりました
新しい母親と義理の姉の2人はとてもいじわるです

彼女達はシンデレラの美しさを妬んでいたのです
そんな中父親が事故で死んでしまいました

それからの毎日シンデレラは
継母と姉達にいじめられました

シンデレラはまるでメイドのように働かされます
辛くて辛くてたまりませんでした

ある時シンデレラの屋敷に
お城から招待状が届きました

どうやら王子様が
お妃を探す為に舞踏会を開くそうです

継母と姉達はシンデレラを置き去りにして
お城へ出かけてしまいました

美しいシンデレラが顔を出すと
お妃に選ばれてしまう事が分かっていたからです

屋敷に1人ぼっちになったシンデレラは
継母たちの仕打ちに耐えられず泣きだしてしまいます

すると目の前にぱっと妖精が現れました

｢可哀想なシンデレラ
私が舞踏会へ行かせてあげましょう｣

妖精がそう言うとシンデレラは
とても綺麗なドレスを身に纏い
ガラスの靴を履いて変身しました

家の前にはかぼちゃの馬車が停まっています

｢いってらっしゃいシンデレラ
でも０時までに帰っておいで
さもないと魔法が解けてしまいますからね｣

妖精の言葉にシンデレラは頷き
馬車でお城へと向かいました

お城につくとシンデレラの美しさに皆が釘付けです

王子様はシンデレラをダンスに誘い
2人は仲良く踊りつづけました

しかし気づけば０時です
妖精の言葉を思い出したシンデレラは
慌てて駆けだしました

王子様は追いかけますが
あっという間にシンデレラはお城を出てしまいます

でも急いで走ったのでガラスの靴を
片方落としていきました

次の日王子様は城の者に
ガラスの靴の持ち主を探し回らせました

家来たちがシンデレラの家にもやってきます

意地悪な姉が嘘をつこうとしますが
ガラスの靴には足の大きさが合いません

もう1人の姉もまったく足が入りません

そこへシンデレラがやってきて
そっと靴へ足を入れました

するとどうでしょう！

シンデレラの足はぴったりと靴に合いました

その後シンデレラは城に迎えられて
幸せに暮らしたそうです

めでたしめでたし