破門 ページ13
A「ん…………」
マカロフ「A……起きたか」
A「おじいちゃん…………
ラクサスは…………?」
ラクサス「ここだ」
私は体を起こしドアの方を見た
ラクサス「騒がしい奴らだ」
マカロフ「お前は自分が何をしたか
分かっているのか?
ワシの目を見ろ
ギルドというのはな仲間の集まる場所であり
仕事の仲介所であり
身寄りのねえガキにとっては家でもある
お前のものではない」
A・ラクサス「………………………………」
マカロフ「ギルドは一人一人の信頼と
義によって形となり
そしてそれは如何なるものより
強固で堅固な絆となってきた
お前は儀に反し仲間の命を脅かした
これは決して許される事では無い」
ラクサス「分かってる
俺は……このギルドをもっと強く……しようと……」
A「ラクサス…………」
マカロフ「まったく……不器用な奴じゃのう
もう少し肩の力を抜かんかい
そうすれば今まで見えなかったものが見えてくる
聞こえなかった言葉が聞こえてくる
人生はもっと楽しいぞ」
ラクサス「…………………………………………」
マカロフ「ワシはな
お前とAの成長を見るのが生き甲斐だった
力などいらん
賢くなくてもいい……
何より元気である
それだけで十分だった」
A「おじいちゃん…………
やだ…………」
ラクサス・マカロフ「………………………………」
マカロフ「ラクサス
お前を破門とする」
A「だめだよ!!!!
ラクサスは悪気があった訳じゃない!!
そうでしょ?!」
マカロフ「これは決定じゃ
覆らん」
A「おじいちゃん!!!!!!」
ラクサス「ああ……世話になったな
じーじ」
マカロフ「……………………………………」
ラクサス「体には気をつけてな」
マカロフ「出ていけ…………」
ラクサスはそういうと医務室から出ていった
A「だめ…………
だめ……待って!!!!」
私はラクサスを追いかけると手を掴んだ
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マナ - Runaさん» ありがとうございます! (3月28日 4時) (レス) id: b24121f132 (このIDを非表示/違反報告)
Runa(プロフ) - 今追加しました! (3月27日 22時) (レス) id: a203c46b4b (このIDを非表示/違反報告)
マナ - この作品の1〜3のフェアリーテイル作品は?どこでしょうか? (3月27日 21時) (レス) id: b24121f132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Runa | 作成日時:2024年3月27日 17時