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バカ武 ページ10

「結果は…」

ドキドキ


「ブルーストーンを盗んだ犯人の指紋がないとわからない」


ん?

はっっ!?

若武が、ちょっと怒りながら言う。
「お前、なんでわかんないんだよ」
え、そっち?
いやいや、違うって。

黒木くんが、正論を出してくれた。
「犯人の指紋と一致したら、いいってことだけど、
犯人の指紋がないんだろ?」

うんうん、そう言うことだよね。

上杉くんは、若武をみながらボソッと呟いた。
「バカ武…」

若武は、聞こえていたらしく、大声で言った。
「バカじゃねぇっ!バカ杉!」
上杉くんは、微かに笑って言った。
「バカを極めてるやつに言われたくねぇよ」
若武は、もっと怒った。
「上杉、お前、やってやんよ」
上杉くんは、またまた微かに笑って言った。
「あ?こっちのセリフだ」

あーあ、また始まった…
仲良くしてよね、休み時間短いんだから。

「はいはい、終了ね。休み時間終わるでしょ」
そう言ったのは、翼だった。
2人は、さっきまで喧嘩していたのは、まるで嘘だったかのように、
黙り込んだ。

小塚くんは、合間をみながら、話した。
「だから、犯人の指紋をゲットしないといけないんだけど、どうする?」

若武は、さっきの黙り込みが嘘のように、目を輝かせて言った。
その姿は、とてもカッコよかった。
「よし!犯人の指紋をゲットするぞ!」
「どうやって?」
若武の言葉をすかさず、黒木くんが突っ込んだ。
「それはだな!……大丈夫だ!なんとかしてやる!」

バカ武…

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ありさ(プロフ) - (`◇´)ゞアイアイサー! (2017年8月8日 21時) (レス) id: e0350a71b6 (このIDを非表示/違反報告)
巫音(プロフ) - ありささん» ボードに行ったから見てね (2017年8月8日 21時) (レス) id: bb8aa8f55a (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - ありささん» 私の作品もみてね~巫音とも合作したことあるよ! (2017年8月8日 21時) (レス) id: b0b260f969 (このIDを非表示/違反報告)
巫音(プロフ) - ありささん» やったー!ありがとー!私、今活動休止中だから小説書いてないんだ・・・。 (2017年8月8日 21時) (レス) id: bb8aa8f55a (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - ありささん» やったぁ!(*´∇`*)宜しく! (2017年8月8日 21時) (レス) id: b0b260f969 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:HARU | 作成日時:2017年7月29日 7時

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