ブルーストーンは知っている。

集合 ページ9

あくる日になると、集合がかかった。

私は、とっても嬉しかった。
しかも、今回は、若武の家の書斎だった。
わーい！！
すっとカフェテリアだったので、このことも嬉しかった。
私は、張り切って、動きやすく、可愛い服装で、出掛けた。

ママが怒らないように、
「勉強を教えてもらう」と言って、出掛けたんだ。
普通に出掛けたら、なんて言われるか分かんないもん…

若武の家に着くと、みんなの自転車があった。
また、待たせてしまった…
インターフォンを鳴らして、島崎さんが出るのを待った。
島崎さんがドアを開けてくれると、
スリッパを揃えてくれた。

「立花さん、今日もドーナッツでいいですか？」
「はい！ドーナッツ、大好きです！」
私は、つい、大きな声で言ってしまった。

「ふふっ、立花さんの元気な声は嬉しいです」
よかったぁ。
私は、早歩きで、書斎に向かった。

ドアを開くと、もう来ているkzメンバーの声が聞こえた。
みんなは、私が見えると、ピタッと話をやめた。
「何話してたの？」
若武は、サラッと言った。
「男の話」

いっつも、そう言うよね。
仲間なのに。

俯きながら、みんなのところに行くと、
上杉くんが、若武を小突いた。
「何が男の話だ。立花があと何分くるか、話してただけだろ」
あ、そうなんだ。

私は、椅子に座ると、話を切り出した。
「小塚くん、調査終わったの？」
すると、いきいきした声で、答えた。
「うん、終わったよ。結果を言うね」

ドキドキ

バカ武→←か、壁ドンっ！？

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