01話*一番手 ページ2
___とある夏の昼下がり。
忍「……む?これ、って……」
ESビル内にある事務所、
我らが所属の『STARMAKER PRODUCTION』の応接室に、
流星隊のみんなを呼んだ。
理由はもちろん、次のお仕事について話すため。
目の前には流星隊のみんなと、先程渡した資料が並べられている。
みんなをそれぞれ資料に目を通し、そして丸くする。
鉄虎「え、なっ…あれ、これ…!
この間、守沢先輩が受けてたやつじゃないッスか〜!?」
千秋「あ、あぁ…そうだ、間違いない」
翠「えぇ……なんでこれが…?
Aさん、資料間違えてない??」
「ふふん、間違えてないです!
ということで!資料にもある通り、以前行われた『P機関』によるES横断企画、
『デートプランAtoZ』企画が大好評だったため、
第二弾以降としてユニット単体でもやっていくことになり、
晴れて流星隊が一番手を担うことになりました!」
___以前、地域イベントの協賛依頼で、
ESビル近くで行われた『ショッピングweek』という、
ファッション小売業界のイベント。
ESアイドルの考える理想のデートプランを女性誌に載せて、
特製のPVを使ったCMとダブル宣伝を狙う、というものだ。
以前のメンバーには、ちーちゃん、薫くん、天満くん、夏目ちゃん、椎名くんの5人が出演。
みんなの頑張りのおかげで、
女性誌もCMもどちらも大好評をいただき、
せっかくなので、ESアイドルのユニット単体でも出してみてはどうだろう?
という、向こうからの依頼があったというわけだ。
奏汰「わぁ、これは『せきにんじゅうだい』ですね…♪」
翠「はぁ……っていうか、一番手が俺たちでいいの?
こういうのとは、一番程遠くない?」
「あえて恋愛系とは程遠いユニットを最初に持ってきた方が面白いんじゃない?
っていう天祥院くんの計らいです」
翠「うわぁ…聞いておいてなんですけど、軽くバカにされてますよね?それ…」
それは私も思ったけど!
そこは、仕事で見返してこそプロだと思って、
あえて何も言わずに仕事を受け取ってきました。
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なづな - はじめまして!なづなと申します。とってもこのシリーズが素敵で一気に最後まで読んでしまいました 笑流星隊推しの翠くん最推しPなのでこの小説に出会えて良かったと思っています。夢主ちゃんと皆のこれからの物語が読めることを祈っています。更新お待ちしております。 (2022年2月12日 2時) (レス) @page6 id: c89830493e (このIDを非表示/違反報告)
琉緋(プロフ) - 桐子さん» 桐子さんお久しぶりです!今更続編作るのは?って悩みましたが、!!のストーリー読んでるうちに色々書きたくなっちゃったので作っちゃいましたっ!色々といつもありがとうございます!!また何卒よろしくお願いします! (2021年2月7日 23時) (レス) id: 3483fd93c8 (このIDを非表示/違反報告)
桐子(プロフ) - (すみません、、誤字です、、、正しくは新作→続編です……) (2021年2月7日 22時) (レス) id: f7e1a73fc1 (このIDを非表示/違反報告)
桐子(プロフ) - うわあああん主様!!!!新作!!!ついに新作が出たんですね!!!!!!!!!(限界感情)更新楽しみに待ってます!!頑張ってください!!! (2021年2月7日 22時) (レス) id: f7e1a73fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉緋 | 作成日時:2021年2月7日 11時