【あんスタ】如月さんとアイドルとプロデューサー

5.如月さんは嬉しい ページ5

「千春〜っ！！」




『あ、あんずちゃん………！！』




「はぁっ………かわいいぃ……！

会いたかったよ〜っ！私の千春…！！


仕事するのは好きだけど、最近千春不足で死にかけてたから………」




『えっ……！？？

し、死ぬ……？？！



あ、あんずちゃん…！

は、はやまらないで…！あんずちゃんが死んじゃったら、私…生きていけないよ………！！』




「もう、千春はかわいいなあ〜！！

嘘なんて真に受けちゃって……、いつか、騙されるよ、きっと……


ていうか、それよりも…！それだったら、私達……一心同体だね…！！

私も千春がいなくなっちゃったら、生きていけない……！



……というか、生きる価値がない…！！」





『え……！？？


あ、あんずちゃん、死なないで…！！

私がいるよ…！！』





「ち、千春……！！！」





『あんずちゃん…！！』






「……おーい…？

お二人さん、二人の世界に入らないでくれ……


ていうか、まるで、感動の再開、みたいだな？」



　


あんずちゃんとの会話に花を咲かせていたところ、どうやら、熱中しすぎたようで、衣更くんに話しかけられた


…そ、そんなに、話し込んでたのかな……？





ところで、私たちは何故、呑気に会話していたのかというと……

察した人もいるであろう


なんと、私、あんずちゃんと同じチームになれたんです…！！





えへへ……、やったあ…！！
　

そう思うと、やはり自然と口角が上がる





よし、プレイ中は、必死にあんずちゃんを守らなきゃ……！！




そう、一人決意していた







**



「ちっ、千春……！！


千春が笑ってる……！！！かんわいいなぁぁ…！！もう…！！


ね、衣更くん、かわいいでしょ、私の千春」





「………何あれ、かわいい……」





「…………衣更くん…？？」





「え、あ、あぁ………おう、か、かわいいと思うぞ……」






「ちょっ、待って衣更くん、千春には不用意に近づかないで…！！！」







「えっ、！？？な、なんで…！？？？」

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