【あんスタ】如月さんとアイドルとプロデューサー

1.如月さん ページ1

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『おはようございます。』



「…あ………、っあぁ、おはよう如月。

……その………いい、天気だな！」



『……雨……降ってますけど』



「あっ………はは…」




今日も相変わらず、塩対応のプロデューサー

彼女の名前は如月千春。


この夢の咲学院に、あんずより少し遅く転校してきた女子生徒だ

突然、男だらけの学院に放り出されたにもかかわらず、プロデュースの腕は敏腕でアドバイスも的確だ

それに加えて、容姿端麗、成績優秀……と、天性の才能を持ったまさに天才である

そんな彼女は、なぜか俺たちアイドルに対していつも塩対応だ

だが、彼女はあんずとはとても仲がよく、幼馴染みという関係でもあるらしい

そう、"あんずには"なのだ



これは最近知ったことだが、彼女はあんずにあった途端、数秒で抱き着いてしかも可愛らしい笑顔で可愛らしい声であんずと喋るのだ

最初、これは幻覚なのだと、目を擦ったが、現実世界で起きていたことだと気づいた

かなり、目を疑う状況だったので、あんずに彼女について詳しく聞いたところ………


「あぁ……

まあ、アイドル達には素っ気ないよね、"アイドル達には"

でもね、千春にも理由があってね

とある出来事から、千春は男性恐怖症で………


千春自体、その男性恐怖症を克服したいんらしく、仲良くなりたいみたいなんだけど………

やっぱり、体が拒絶反応を起こしてるみたい

人間って、些細な出来事でコンプレックスとかそういうのになったりするから………



でもさ、ぶっちゃけ、私の千春、可愛かったっしょ？羨ましかったっしょ？」



その時は、即答で



「はい(」



って言いました

いや、だって！

普段、めっちゃクールで塩対応なプロデューサーがもうひとりのプロデューサーのあんずにはめっちゃ笑顔で抱きついてるところ見たら、ギャップ萌えが過ぎててかわいいなって思っちゃったんだもん！！


まあ………あんなん、見たら誰だって仲良くしたいって思わん？

逆にそう思わないほうがおかしいのでは？？？？




「まーくん、また、振られてやんの〜」



「……凛月、俺知ってるんだからな？

…この前、如月に膝枕してもらおうとしたら速攻で拒否られてるところ」



「……まーくん、俺知ってるんだからね

まーくんが、さっきはるくんに気まずい人に出す話題出して大滑りだったの」



「「………」」

2.如月さんとお昼ご飯→

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