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ずっと考えていた、けれど私が助かる方法はないように思える。
ピ「私はお側に」
ヴ「恐怖故にな、忠誠心ではない。だが、この数カ月お前は役に立ったぞワームテール」
一瞬でヴォルデモートがペティグリューの腕を元通りに治した。
ピ「感謝しますご主人様」
ヴ「ハリー、香。すっかり忘れておった」
ヴォルデモートが私たちの方へと歩いて来る。
ヴ「如何かな？我が父の骸の上は。皆に紹介するまでもなく有名になった」
ちらりとヴォルデモートが私の方を見る。
何だ？
ヴ「香。私の仲間になるという約束はどうなった？」
『…仲間になれば、ハリーを助けて下さいますか？』
ヴォルデモート卿の方を睨めば、シンッと空気が静まった。
その為なら、私は何でもするだろう。
ハ「香！駄目だ！」
ハリーが叫ぶが、それでも、私はハリーだけは助けたい。
もしもが、あれば困るから…。
『ハリーを助ける為なら私はどんな事でもしますよ』
ヴ「ハリーの母親も命がけで俺様から守った。俺様は愛という魔法の前に触れられる事も出来なかった。だが、お前は使えない」
ヴォルデモート卿の指摘に私は唇を噛みしめる。
そうだ、確かに私にはそんな魔法は使えないだろう。
だから、私には無理な話だ。
ヴ「お前は俺様と一緒だ。お前は俺様の所に来るのだ」
銅像から開放され、私はヴォルデモート卿の腕の中に捕まる。
抵抗しようと藻掻けば、ハリーの方へとヴォルデモートが杖を向けた。
『やめてっ！』
ヴ「そうだ。それでいい、ハリー、杖を取れ！」
ハ「香！」
私をハリーが取り返そうと手を伸ばせば、ルシウスさんから邪魔をされる。
『離してっ！ハリー、早く逃げて！』
ヴ「決闘のやり方は学んでいるな？立て、お辞儀をするのだ。格式ある儀式は守らねばならぬ」
ハリーは強制的にお辞儀をさせられる。
『トム！やめて、お願いだから、やめて…！』
ヴ「俺様はその名を捨てた。ハリー、次は…クルーシオ！」
ハリーがヴォルデモート卿の術により悶絶する。
見たくない、せっかくハリーを守れたのに。
ヴ「良い子だハリー！両親もさぞ喜ぶだろう、取り分けあの汚れたマグルの母親も…」
ハ「エクスペリアームズ！」
ハリーの放った魔法はヴォルデモートに当たる事なく避けられてしまう。
『ハリーッ！危ないッ…！』
今戦っても、勝ち目はないから、お願いだから逃げて…！
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彼岸花(プロフ) - セナさん» ありがとうございます。続き更新していきますね！ (2022年3月3日 12時) (
レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
セナ - 本当にこの物語面白いくて大好きです！彼岸花さんの無理のないよう、続きを待ってます！！( ´∀｀) (2022年2月20日 16時) (レス) @page36 id: 267bff52f8 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - セブラブさん» ありがとうございます。もう少ししたら更新する予定です(^^)/ (2021年4月29日 23時) (レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
セブラブ - この物語大好きです！続き待ってます！ (2021年4月22日 21時) (レス) id: c2a3af8909 (このIDを非表示/違反報告)
きょう - すごく面白いです！！ 続き楽しみにしてます♪( ´▽｀) (2021年4月16日 2時) (レス) id: 1bbac6ee91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2021年2月22日 23時
