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また、ボウッと光が上がりひらりと羊皮紙が出てくる。
ダ「ボーバトン代表はフラー・デラクール」
『ホグワーツでは誰だろうね』
この後のシナリオを知っているから、少しばかり憂鬱だ。
ハリーのこの後を考えると、ため息が零れた。
ハ「楽しみだ！」
ハリーと話していればダンブルドア先生がまた羊皮紙を読み上げた。
ダ「ホグワーツからはセドリック・ディゴリーじゃ」
ホグワーツから歓声が上がりティゴリーは前の二人と同じように奥に消えて行った。
この後にハリーが呼ばれるのかぁ、嫌だな。
ボウっとまた出てきた羊皮紙をダンブルドア先生が掴む。
ダ「香・ダンブルドア…」
ダンブルドア先生が羊皮紙をこちらに抱え上げながら言った。
私の名に戸惑い、目を見開く。
『え…！？私、入れてないわ！』
どうゆうこと？
何故、ハリーじゃなくて私が…？
ハ「でも、名前が出て来たって事は君が入れたんじゃ？」
『違うわ。私、この競技には参加出来ないもの…』
参加できない競技があるのよ…。
ハリーが首を傾げていればダンブルドア先生が私を手招きで呼んだ。
ダ「香。真実の鏡を見るんじゃ、異例と言えど君は17じゃ」
ダンブルドア先生に言われた通りに真実の鏡を覗き私は真実の姿に戻る。
ザワザワとよどめきがおこる。
フ「流石俺たちの天使だ！」
ジョ「可愛いぜ！」
フレッドとジョージは私を茶化すように声を上げた。
けれど、私はこの競技に自信が無いどころかやりたくないの。
そう思いダンブルドア先生から離れられずにいたらまた炎のゴブレットから羊皮紙が出てきた。
その羊皮紙を手に取り、名を見る。
私はその羊皮紙が思っていた通りでダンブルドア先生に見せた。
『ハリー、ハリー・ポッター…』
ダ「君もじゃハリー」
ハリーは驚いて立ち上がり私たちの所まで来る。
ハ「何かの間違いじゃ！」
混乱するハリーと一緒に私は頷く。
せめて、ハリーだけにして欲しい。
私には、無理だ。
『私もそう思うわ。私、羊皮紙を入れてないもの…』
奥の部屋に一緒に行けば先に来ていた三人が驚いて目を見張った。
ダ「ハリー、香！炎のゴブレットに名前を本当に入れておらんのか？」
慌てた様子でダンブルドア先生が私達の方へとやって来る。
ハ「入れていません」
『本当に入れてないんです。私とハリーはずっと一緒だからお互いの潔白を知ってます』
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彼岸花(プロフ) - セナさん» ありがとうございます。続き更新していきますね！ (2022年3月3日 12時) (
レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
セナ - 本当にこの物語面白いくて大好きです！彼岸花さんの無理のないよう、続きを待ってます！！( ´∀｀) (2022年2月20日 16時) (レス) @page36 id: 267bff52f8 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - セブラブさん» ありがとうございます。もう少ししたら更新する予定です(^^)/ (2021年4月29日 23時) (レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
セブラブ - この物語大好きです！続き待ってます！ (2021年4月22日 21時) (レス) id: c2a3af8909 (このIDを非表示/違反報告)
きょう - すごく面白いです！！ 続き楽しみにしてます♪( ´▽｀) (2021年4月16日 2時) (レス) id: 1bbac6ee91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2021年2月22日 23時
