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．
……怖。
それが、念を覚えた次の日に戦ったゴンの試合を見た私の感想だった。
たしかに、私はヒソカ向かってゴンとヒソカの戦闘に対する思考が同じだと言った。
しかし、念で攻撃してくる相手に、ただ少しでも戦闘時間を延ばしたいからといって生身で迎え撃とうとするか？
常人なら絶対にしない。私だって頼まれたって嫌だ。
ただ、それをするのがゴンだった。
「……イカれてるな、あの子。」
「んふふふ…いいねぇ。」
「倫理観が欠如しているキルアも中々よろしく無いとは思っていたけど…ゴンは規格外だ。あの子、頭のネジが何本か飛んでる。」
それこそ、ヒソカのように。
戦いの中、ヒソカはわざと攻撃を受けたり、窮地に陥る事がある。それは、戦いのリスクを楽しんでいるからだ。
今回のゴンの試合は、そんな気配があった。
こんな戦い方をしていては命がいくつあったって足りない…ああ、
「嫌だな、あの子が潰れるのは惜しい。」
ぱちん、と思わず自分の口を抑える。今の言葉は完全に無意識だった。
そろりと隣に佇むヒソカに視線を向ければ、心底面白いとでもいうような表情で私を見下ろしていた。
「キミにも、ゴンの良さがわかるかい♦︎」
いま、リングでは気を失ったゴンが担架にて運び出されている。
それに付き添うキルアを見ながら、つぶやいた。
「……今、死んだら勿体無いとは、思う。」
担架が扉の向こう側に消えたのを見送って、試合会場に背を向ける。
「おや、どこに行くのA♠︎」
「キルアとゴンに念を教えた人物を探そうと思って。彼らにちゃんとした教えを施せる人物か確認したい。」
「なるほど…確か、黒い髪に眼鏡をした男だったよ。名前は聞いてなかったけど。」
「わかった、探してみるよ。」
情報をくれたヒソカに後ろ手を振って、天空闘技場を後にした。
まずは、2人の師匠探しよりも先に任務で潰した組織の残党狩りをしなくてはならない。
生捕りにしておいた組織のボスを連れて、ひとつだけ潰さずに残したアジトに向かう。
1番念入りに隠してあったアジトを残しておいたので、バレていないと思った残党はほぼそのアジトに集まっていた。
大した腕の人間もいなかったので、ざっと処理して主要幹部は死んだか泣き喚いているボスに確認を取る。
「じゃ、キミも死のうか。」
「ま、待て、幹部の確認したら見逃す約束じゃ…！」
そんなわけ無いじゃん。本当に信じたの？
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甘夏蜜柑(プロフ) - 故に、主人公は周りとは違う料理を作って合格、という流れになっております。こちらの回答でご納得頂けましたでしょうか？ (2021年11月2日 0時) (
レス) id: 1b56a79d5d (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます。注意書きにも書いてありますが、この小説は『新アニメ版』に沿って書かせていただいています。新アニ版では、『指定食材は豚・用意された調理器具を用いる』以外に条件はありません。(続きます) (2021年11月2日 0時) (レス) id: 1b56a79d5d (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - コメント失礼致します。h×h見たことありますか？試験で出た課題は豚の丸焼きだから皆豚の丸焼きを持っていったんです。豚の丸焼きしか出来ないからではありません。これでは主人公だけ不合格です。 (2021年10月30日 14時) (レス) @page5 id: ad9804768a (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - きなこマカロニさん» ありがとうございます笑 (2021年9月24日 1時) (レス) id: 1b56a79d5d (このIDを非表示/違反報告)
きなこマカロニ - コメント失礼します！自給自足って大切ですよね((好きすぎます、是非とも妄想を詰め込んじゃってください！！ (2021年9月23日 20時) (レス) id: 4314947012 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2021年9月18日 16時
