1粒 ページ4
黄「奏多ーっち！おはようッス！」
貴「おはよう、涼太」
元気だなぁ、今日も元気に尻尾振って…←
黄「一緒に学校行こー！」
貴「うん、いいよ」
と、いってもあと2分で校門なんだけども
まあ、涼太だからね←
桃「あっ！奏多くんときーちゃんだ！大ちゃん！早くっ！」
桃井さんの声が聞こえたので後ろを振り返る
桃井さんは一生懸命やる気のない大輝の背中を押してこちらへ向かってきていた
…ああ、いつもお疲れ様だね
黄「おはようッス！桃っち、青峰っち！」
桃「おはよ！きーちゃん、奏多くん！」
貴「おはよう」
青「…はよ」
相変わらずの素っ気なさに桃井さんは頬を膨らませて怒る
…可愛いなぁ
あ、言っておくけれど女が好きな人、ではないよ
…僕自身女だって事自体言ってない？
ま、まあそれは置いておいて←
僕は男装をして通っているんだ…この帝光中にね
まるまる2年間と半年、バレなかったんだ、凄くない？
なんで男装してるかって？
あはは、うちの父親が悪い虫がつかないようにするためだーなんて言ってね
罪悪感はあるけど、もっと凄いことを秘密にしている僕にはどうって事ないかな
僕…じつはこの世界の人間じゃないんだ
…この言い方は語弊があるかも
転生トリップって、知ってるよね？
多分、それの類を僕はしてしまったんだよ
しかも、僕はこの世界の一部の人間の人生の一部を知っている
所詮は原作知識ってやつだ
これは、バレてはいけないと思う…理由はわからないけど
黄「奏多っち？教室着いたっすよ？」
貴「あ、うん」
おっと、少しボーとしてしまったようだね
と、いうか僕は誰に話しかけていたんだろう
無意識に猫かぶりをしていたようで、申し訳ない
僕の本性？
もっと、はっちゃけた感じだよ
こんな喋り方で話すほうが少ないかな…心の中では
次の話では、僕の変わりように驚くかもね？
覚悟しておいたほうがいいよ
僕は半年間毎日通っているクラスに慣れたように…実際慣れているのだけど、入っていく
そして自分の机の上にバックを置いた
赤「おはよう、奏多」
貴「おはよう、征十郎」
僕に声をかけてきたのは征十郎
1年ほど前にガラリと雰囲気が変わった
まあ、僕はどうこう言えないのだけど
…少しだけ、たまーに恋しくなる
屈託のない笑顔をキセキのみんなと交わし合っていた
もう一人の征十郎が
まあ、これもしょうがないことなのだろうけど
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Rei(プロフ) - ………悪女が私と同じ名前……((ｶﾞｯｸｼ (2017年12月6日 21時) (
レス) id: e138665cc1 (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - RA・Iさん» ありがとうございます！part3も出来たのでぜひ！ (2015年2月21日 16時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
RA・I - めっちゃ面白かったです！ (2015年2月21日 16時) (レス) id: 22918190a3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼斗(プロフ) - 原作者様が不利となる二次創作(漫画に出てくるキャラがいじめたり殺し合いをしたりなど)は違反です。これは占ツクの規約にも載ってます。フラグは無意味なので消す又は作品を全体的に変えることを求めます。 (2015年1月21日 6時) (レス) id: 4e63d743cb (このIDを非表示/違反報告)
甘夏蜜柑(プロフ) - 紅さん» 大丈夫ですよー！週一回は目安ですし、冬休みはなるべく多く更新いたしますね！読んでくださいまして、ありがとうございます！ (2014年12月25日 16時) (レス) id: b96b0fe977 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘夏蜜柑
| 作成日時：2014年11月29日 20時
