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story29 ページ29

「なにそれ?なんであんたが謝るわけ?」

「だって前原さんの言うとおりだから
私がでしゃばらなかったら、前原さんを追い詰めることなんてなかったから」

「本当にあんたのそういうとこムカつくのよ」

どんどん前に進んで来て、振りかざされた手に思わず目を瞑るも痛みが来なくて、パシりとした音が聞こえた

「そういうあんたこそ勝手すぎるよねぇ」

「凛月くん?」

目を開けば痛みを襲うであろう手は凛月くんにしっかり捕らえられていた

「自分の立場を確立したかったからって、意見を出して、ましてや進んで作業してくれた人を罵るなんて何様?しかもプロデューサーを狙ってるなんて嘘まで出して、それあんたの願望でしょ?アイドル科でも有名だよ、君」

「へ?」

「俺たちが知らないと思ったら大間違いだよぉ」

近くの机に寄りかかって足を組む瀬名先輩

「数ヶ月前のライブ終わった後、くまくんを出待ちして追いかけてたのあんたたちだよね?」

「Knightsだけじゃなく、他のユニットにもしてたわよね?たしかUNDEADとか流星隊とかだったかしら?しかも、出待ちだけじゃなくスポドリとかタオルとか毎回用意してマネージャーみたいなくらいだったって聞いたけど」

「それじゃあ、Aとお前どっちがプロデューサーを狙ってたかなんて一目瞭然だな」

知らない話に誰もが開いた口が塞がらない
もちろんそんな話、私も知らなくて驚きすぎて出掛けていた涙も引っ込んだ

「そんな証拠どこに?!」

「本当にくどい
俺にあんな動画まで流させたのにまだ言うの?素直に謝れば良かったのに」

「残念。いいよ、まーくん?」と耳に手を当てれば“まーくん”と呼ばれた男の子と電話を繋いでいたようだ

その直後、クラスのモニターにステージ裏のような場所が映り、ロックバンドのような激しい音楽後、黄色い歓声が聞こえた

「お疲れ様でした!」

歓声に紛れ複数の女の子たちがバンド演奏をしていた男の人たちに駆け寄っていた

「ごめんね!こういうの受け取らないんだぁ」

優しく断っているのに食い下がる女の子たち
それは目の前にいる彼女たちそのもので

「これだけじゃないよ」とその後も複数のユニットを囲っている映像が流れた

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猫愛りあ - 凛月くんLOVE!!かっこいい!! (2月12日 22時) (レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - ななさん» はじめまして。コメントありがとうございます。凛月くんを褒めて下さりありがとうございます。見切り発車してしまった小説ですが楽しんで頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします (2019年8月28日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 凛月くんカッコイイ! (2019年8月28日 19時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - かなとさん» 教えて頂きありがとうございます。すっかり抜けておりました。フラグを外しましたので、ご確認を宜しくお願い致します。 (2019年7月29日 19時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外しください違反です (2019年7月29日 12時) (レス) id: 31b2697a36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきはな | 作成日時:2019年7月29日 12時

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