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story14 ページ14

「ほら、起きて」

カーテンを開けて、布団を剥ぎ取れば「もうちょっとー」と再び眠りにつきそうになる

「寝ないでー!今日はねぇね、仕事なのよ!お願い起きてー」

「うー」とまだまだ踏ん張るようで、こちらとて負けてられない

「じゃあ、ねぇねだけで保育園行っちゃうからね!変わりにお仕事よろしくね」

にこやかに言い残し、部屋の扉を閉め朝ごはんと保育園の準備をすればバタバタとリビングに入り、椅子に座り始めた

「ほら、急いで食べて」

二人にエプロンを付ければ、「「いただきまーす」」と食べ始めた

「あれ?ままは?」

「母さんは仕事遅番だって」

荷物用意も終わったことを確認し、これでようやく自分も食べられる

さっさと食べ終われば、食器を終わったものから洗い始める

「これじゃないーっやぁだー」

今度は何だと見れば、リュックの中身を出しておしぼりが嫌だと怒っている楓がいた

「何がいいの?」

「くまちゃんのー!!」

「だめー!これぼくのー!!」

どうやら楓真のくまのおしぼりがいいようで……

「じゃあ、これは?」

と引き出しから似たようなくまのおしぼりを出せば納得したようで再びリュックに入れるとリュックを背負っていた

「もう、朝から何騒いでるの」

ふぁと欠伸をして、リビングに入ってきたのが母さんだ

「ごめん。起きちゃった?」

「ちょうど起きようと思ってたから大丈夫
ほらほら双子ちゃんたち、ねぇねのお話聞いて保育所いってらっしゃいな」

「「はーい」」

さっきまでケンカをしていたのが嘘のように手を繋いでにこにこしている
母親、強い、凄い

「母さんのご飯、冷蔵庫に入ってるから」

「OK」

「じゃあ、いってきます」

自分の荷物も持ち、保育園とバイト先に向かった

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猫愛りあ - 凛月くんLOVE!!かっこいい!! (2月12日 22時) (レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - ななさん» はじめまして。コメントありがとうございます。凛月くんを褒めて下さりありがとうございます。見切り発車してしまった小説ですが楽しんで頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします (2019年8月28日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 凛月くんカッコイイ! (2019年8月28日 19時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - かなとさん» 教えて頂きありがとうございます。すっかり抜けておりました。フラグを外しましたので、ご確認を宜しくお願い致します。 (2019年7月29日 19時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外しください違反です (2019年7月29日 12時) (レス) id: 31b2697a36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆきはな | 作成日時:2019年7月29日 12時

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