story13 ページ13
「道、こっち？」
話を聞きながらもしっかり進んでく凛月くん
「そう、そこ右
凛月くん、バイク通学なの？」
「違うよ、俺はおんぶ通学。このバイクは兄者の」
“おんぶ通学”とは？と聞きたくなるが、バイクはどうやらお兄さんのようだ
あれ？バイク通学ってダメなのでは？
普通科とアイドル科では校則も違うのか？とか頭をよぎる
「お兄さん、帰れなくならない？」
「大丈夫大丈夫。どうにかするっしょ」
興味なしと言うような返答に仲が良いのかそうではないのか分からなくなる
「凛月くん、バイク運転出来るんだね」
「たまにしかしないけど。今回は特別だからね！めんどくさいやつら撒いてもらったし、ゆっくりさせてくれたから」
「なんか特別多いね？」
「気にしたら、負けだよぉ」
いつも特別扱いをしてくれるのはなんでだろう？
そんなに会う数はなかったはずなのに
「ほらここでしょ？きょーだいのいるとこ」
何だかあっという間に着いてしまった
「ありがとう、凛月くん」
「どういたしまして？ほら早く行きなよ」
「うん！じゃあまたね」と手を振れば、「じゃあね」とバイクを走らせて行った
本当に絵になるな……
ーーーーーー
「ごめんなさい、遅くなりました」
「おかえりなさい、大丈夫ですよ」
にこやかな笑顔で迎え入れてくれる先生を見ると「よかった」と胸を撫で下ろした
「「ねぇね！」」
小さな身体でパタパタと走ってくる妹と弟が、本当に可愛くて癒される
「今日は、絵の具で製作をしたんですよ」
「ペタペタしたの！」
「ほらーみてー」
先生の言葉を余所に双子たちにひっぱられ、飾られてるところまで連れていかれれば、そこには夏らしいスイカが描かれた
「すごいね、上手だねー」と撫でれば満足そうにしていた
「さあ、帰ろうか」と荷物を纏めれば、ちびちゃんたちにリュックを背負わせる
「ほらご挨拶して」
「「しゃよならー」」
舌足らずな挨拶の先生も「さよなら」と手を振るのを見届け、園を出た
「ねぇね！ブーブーいっぱい」
「ねぇね！ワンワンいるー」
毎日歩いてる道なのに、このくらいの年の子には新鮮に感じるのか楽しいようでおしゃべりが止まらない
会話をしながら、家につくと「ただいまーー」とバタバタと靴を脱いで入る
リュックもその辺に置いて遊び始めようとする楓真に楓が「て、洗ってからよ」と教え、「はーい」と素直に手を洗いに行くのを見届けて、家の事をするのが日常だ
ーーーーー
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猫愛りあ - 凛月くんLOVE！！かっこいい！！ (2月12日 22時) (
レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - ななさん» はじめまして。コメントありがとうございます。凛月くんを褒めて下さりありがとうございます。見切り発車してしまった小説ですが楽しんで頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします (2019年8月28日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 凛月くんカッコイイ！ (2019年8月28日 19時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - かなとさん» 教えて頂きありがとうございます。すっかり抜けておりました。フラグを外しましたので、ご確認を宜しくお願い致します。 (2019年7月29日 19時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外しください違反です (2019年7月29日 12時) (レス) id: 31b2697a36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきはな | 作成日時：2019年7月29日 12時
