検索窓
今日:3 hit、昨日:14 hit、合計:62,419 hit

story19 ページ19

「はいはーい、いよいよ夏祭りシーズンになりますね
そこでクラスの出店を考えたいと思います」

実行委員であろう派手めな女の子が意気揚々と司会をして勧めていく

喫茶にお化け屋敷、屋台、次々に候補があがる

「アイドル科の人たちとカフェやりたいよねぇ」とか言い出す女の子たち

それは無理だよと内心ツッコミを入れれば、他の男子も野次を飛ばし、収集がつかない

「簡潔にまとめると他のクラスと違うことがしたいってこと?」

実行委員の子が問えば誰もがうなずいた

「喫茶店系をどうやったら他のクラスに差をつけられるんだろうね」

目の前の席に座ってる紗夜が振り返ってきて、一緒に考え始めた

「アイドル科のユニットって有名?」

「まあ有名じゃない?結構海外行ってるみたいだよ」

「アイドル科のユニットイメージ料理を出すとか?」

小さく話しているつもりだったが、「それだぁ!」とまわりが話し出した

「Aさん!それだよ!」

訳が分からないと首を傾げれば、「アイドル科のユニットイメージ料理!!!」と話が大きくなり、トリスタはオムライスを星形にしようとかKnightsはおしゃれなグラタンとか広がっていた

店員はユニットの衣装で装飾はアイドルステージのようなとかどんどん進んでいく
もはや夏祭りというより文化祭のようだが……

目の前の紗夜は「やるじゃん!」とハイタッチを交わした


それから夏祭りの準備も始まり、必然的にバイトの日取りも少なく減らし、双子のお迎えも遅くなった


「ごめんなさい、妹たちのお迎えあるから先帰ります」

「いいよ、気をつけてね」

少しずつ少しずつこのクラスに馴染めてきているのかな……
私はそう思い始めていた

story20→←story18



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (120 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
290人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 朔間凛月 , 凛月
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

猫愛りあ - 凛月くんLOVE!!かっこいい!! (2月12日 22時) (レス) id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - ななさん» はじめまして。コメントありがとうございます。凛月くんを褒めて下さりありがとうございます。見切り発車してしまった小説ですが楽しんで頂けたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします (2019年8月28日 23時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 凛月くんカッコイイ! (2019年8月28日 19時) (レス) id: cda48c16bf (このIDを非表示/違反報告)
ゆきはな(プロフ) - かなとさん» 教えて頂きありがとうございます。すっかり抜けておりました。フラグを外しましたので、ご確認を宜しくお願い致します。 (2019年7月29日 19時) (レス) id: d59b5b05f2 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外しください違反です (2019年7月29日 12時) (レス) id: 31b2697a36 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆきはな | 作成日時:2019年7月29日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。