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「あっ!もーー!!絶対今取れてた!!」



『裕太頑張って!私もこっち頑張ってるから!』








高校生(ましてや受験生)がショッピングセンターの
ゲームセンターで隣合ってUFOキャッチャーしてる









.









「よっしゃ!俺取れた〜」




『……私もう諦めるっ』




「え?諦めちゃうの?笑」




『自分が取れたからって笑わないでっ!///』




「へへっ、いいでしょ〜」








そんな兄弟みたいなやり取りしながらも
結局私は何もゲットできないまま、
お店の中をまた歩き回った









.









「ああいうの苦手なんだ?笑」




『ちょっと!調子乗ってるでしょ笑』




「別に乗ってないし〜?」








ふははって笑ってる、
私の歩幅に合わせて隣で歩いてくれてた裕太が
なにやら自分のカバンの中をあさり始めた









『どしたの?』




「ちょっと止まって」




『…?』







私の後ろに回って私のカバンをガサゴソと触ってる







『な、なにしてるの、?!///』





「お金取ってやろっかなって」





『え!?裕太…!?』





「ん?だめ?」





『だめにきまってるでしょ、!?』





「んふふ、おーわった!」





『…え……?』








私の後ろからまた隣に戻った裕太に視線を送ったあと、
カバンを確認したら裕太がさっき取った
熊ちゃんのキーホルダーがついてて。








「あげる」




『いいよ、裕太欲しかったんじゃないの…?』




「これAにあげたくてさ」




『私に…?』




「うん、そしたらいつの間にか必死になってたわ」









そう言ってとびきりの笑顔を見せてくれた。




…なんで?









『なんで私のために…?』




「それ今聞いちゃう?」




『だめなの?』




「まだ教えなーいっ」









ほら、行くよって私の腕を掴んでまた歩き始めた


掴まれてた腕には熱が帯びてるんじゃないかってくらい
全身が熱くなったような気がした









.









.









そして別れ際のこと









「はい、今日のお礼」



『な、これって…!!』








あの有名ブランドフィントゥルのネックレス…









『待ってよなんのお礼…

「今日連いてきてくれた」






『そ、そんなんで受け取れないっ』





「付けてほしいな」









…そんなの、









『…つけるに決まってるじゃん』









なんでこんなに優しくしてくれるの、裕太…


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設定キーワード:北山宏光 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:あかやま。 | 作成日時:2019年1月25日 23時

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