北山家のクリスマス ページ32
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「あそぶの？」
「そう、高い高いしてあげっから！ほら来い！」
宏くんが大きく腕を広げて待ってると
舞も喜んでその腕の中に収まった
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「うぇーい！おうた一緒に歌うか！」
「うん！ぱぱよりまいの方がじょーずよ！」
「待て待てなんだとー？歌はぱぱの方が上手いぞ！」
そこは否定しないんだね...
一緒にサンタが街にやってくるを歌いながら
寝室へ向かった2人
こういうほっこりした自分の旦那さんと娘を見てると
心がぽかぽかする、とっても。
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「やっと舞寝たわ」
しばらくしてからリビングへ戻ってきた宏くん
「お仕事から帰って来てすぐだったのにごめんね」
「いいのいいの、
これも生きてるうちには1回は通る道っしょ？」
そう言ってドスンっとソファに座ってる私の隣に座った。
・・・あ、そうだっ
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「宏くん、これ」
「お、毎年恒例のやつじゃん、！」
そう、私は宏くんと付き合ってから
クリスマスになると毎年何かしらプレゼントをあげてる
「うぉっ！これ俺が欲しがってたピアスじゃね？」
「ふふ、そうだよ。前ネットで見てて我慢してたでしょ？」
「お前そんなとこも見てんの？さすが俺の奥さんだわ」
「ふふ、でしょ？」
「ありがとな」
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ポンポン、って久しぶりに頭を撫でられた。
舞が出来てから二人の時間は多くはないから
こうしてゆったり宏くんと喋れるのが私の唯一の癒しの時間
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「・・・A」
そう優しく微笑みながら名前を呼んでくれるかれは、
付き合ってた当初を思い出させてくれるようで。
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「俺今なら頑張れるけど、久々に」
・・・何を言ってるのかを理解した私は
きっとほんのり頬と耳が赤くなってるはず
「ま、まいとイチャイチャしたんじゃないの、？///」
「してきたよ、けどお前が一番に決まってんじゃん」
「もう、宏くんっ...///」
「頑張れる？」
腰を引き寄せられて距離が縮まる私たち
「うんっ...///」
「二人目作っちゃう？聖なる夜に」
「.....本気で言ってる...？」
「二人目がサンタとやらからのプレゼントなら、
俺もAも舞もみんな喜ぶ最高の贈り物じゃね？」
「そうだね笑」
「うっし、本気出す」
──── Fin.
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あかやま。(プロフ) - ゆなさん» コメントありがとうございます^ ^ ほんとですか！！好評で良かったです！メンバーの下着トーク、妄想広げてみました（笑）藤北先輩シリーズ今後もUPしていきますね！ (2019年2月25日 16時) (
レス) id: 0e8a283691 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - こんにちは！藤北先輩シリーズとても面白いです！下着トークいいですね〜(笑)ぜひもっといろんな藤北先輩シリーズ読んでみたいです！ (2019年2月24日 16時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかやま。
| 作成日時：2018年1月21日 1時
