私は静かに学校生活を送りたい (ページ43)

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音が34 ページ43

隣ではいつもよりも明らかにテンションの高い96ちゃん

なにがあったんだろうね

貴「何かあったの？」

９「よくぞ聞いてくれた！！！」

あぁ、96ちゃんの鼻が.....

９「もうすぐ何があるかわかる?!」

貴「あれ、なんだっけ」

本当に覚えてないわ

去年何かしたっけ

９「えっ覚えてないの？」

貴「うん」

９「学園祭！！！！」

えっ

あ、そっか。この学校
他と違って学園祭早くて、
歌歌うとかじゃなくて、自由に決めれるらしい

だから、何するかも自由

物は自分らで決められた分の金額貰って、
それでも足りなかったら自分らのマイマネーから飛ぶ、らしい

悲しいね←

でも、売上金が自分らにも来るから、
儲ければいいってよ

貴「へぇーふぅーん...今年何するの」

９「興味なさげだね、A。今年は、メイド喫茶！！
　去年どこかでやってた、クラスが大繁盛してたらしいよ！」

貴「へぇ」

９「んで、男子は、執事。女子は、メイド
　キッチンの人も服着用だよ。ポジションは、明日決めるんだって」

貴「キッチン希望」

９「明日決まるから！！！体調管理しっかりね！」

そう言われてもなぁ...崩れちゃうものは仕方ないもんなぁ....

ねぇ？

貴「あ、そらるさんたちだ。みんなしてどうしたんだろ」

９「ほんとだ！！！やっほーそらるん！！！」

話を見事に逸らし、固く握られた手も解かれた

楽だね

でもさ？

＿＿＿＿＿＿＿＿女子を引き連れてるのはどうかしてると思うよ？

やはり、近いうちに命日来るわ

女子の鋭い目は、私のメンタルを崩しにかかってる

翻訳してやろう

＜何あの子＞

＜近づくなよ＞

＜96ちゃんはいいよ＞

＜パーカーで顔見えないし。ニートかよ＞

＜なに？仲いいの？来んなしw＞

絶対ダメなこと思ってる

すっと友達じゃないですよと言う顔をして校門を去る

ま「あ！Aちゃん！！」

うぉい、まふくん、名前を呼ぶな

違いますよ、私は、Aじゃないですよ

う「Aちゃん一緒に帰ろ～？」

伊「今日も家行かせてーー」

あ”ぁっまたそんなこと言うっ！！！

女子の目が明らかこいつ殺すみたいな目してるよ

やばい、ここじゃ生きてけないよ←

貴「96ちゃんごめん！！先帰るね！！！」

それだけ残し、96ちゃんのmy angelという
雄たけびが聞こえたが、気にせず、その場を離れた