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「…ここが!?」
「何いってるの彩。早く学校にいってよ」
わ、アーヤママだ!挿し絵より美人だなぁ、とか思ったりしていると、「何」と冷たくあしらわれる。あ、ちょっと傷つくわ……なんてね。
…いや待てよ。
私、もしかしてアーヤの中にいたりする?
なんて考え出す。そりゃあそうだ、アーヤママが私に『彩』って呼び掛けたんだから。
Foooooo!!というテンションの頭を落ち着かせ、冷静さを忘れないよう心がける。アーヤママの表情を見る限り、テンションは押さえられたようだ。
クッソ美人。冷たい目をしてても、お綺麗すぎる。いやMではないです。
…ってことは、私は今、天使(アーヤ)の中にいるって訳…!?
天使の見た目で私、「Foooooo!!」とか言ってたんだ、全力で土下座したい。いや、土下座も越えて土下寝したい。
「いっ…いってきます!!」
とりあえず、家を飛び出した。
出生からでは無いわけだ。でも、冷静に思い出すと、挿し絵のアーヤママより若かったなぁ…?ってことは…!
私は、庭のすみに隠れる。
いつの間にか背負っていたランドセル。アーヤ……嫌、「私」は小学生だ。教科書はすべて、三年生のもの。
……楽勝過ぎワロタ、とかではない。
確かに私は、もとの世界じゃJCやってたし、頭もそこそこってところだし。
…私はひとつ、考えていた。
三年生なら、普通に女の子友達もいるはずだ。塾にもまだ通ってない…筈。1巻で確か五年生からだ、って言ってた。じゃあ、……あと二年も猶予があるじゃない。
頑張って、アーヤ(つまり私)が、学校でも孤立しないように出来るわけだ。佐田さんとかにも、負けないように。
浜田を受験するのは、多分避けないほうがいい、だろうけれど。
…だって翼いるもん。あんまり変えすぎても、ねぇ…。私は心の中で呟いた。
ともかくあと、二年…。
私は、『人間関係と勉学を頑張ろう作戦』を結束した。
KZの内容をほぼ丸暗記している私なら、いける…!
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羽月 リオン(プロフ) - きららさん» ホントですか!ありがとうございます!!私のノリが嫌いじゃないとは……ある意味小説を褒められるよりも嬉しいかもですね(笑) (2018年4月5日 8時) (
レス) id: 4e2a259151 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - おもしろいです！そしてなにより作者さんのノリが嫌いじゃない…っ！！ (2018年3月29日 21時) (レス) id: 482c54d942 (このIDを非表示/違反報告)
羽月 リオン(プロフ) - 眠い少女さん» 合作ですか! おお…私そういう経験はなくて不慣れなのですが、そんなヤツで良ければ…( 是非お願いします。 (2018年3月23日 21時) (レス) id: 4e2a259151 (このIDを非表示/違反報告)
眠い少女 - 羽月 リオンさん» リオンさん！僕と合作しませんか？ (2018年3月23日 20時) (レス) id: 5372210ae9 (このIDを非表示/違反報告)
羽月 リオン(プロフ) - 星宮のあさん» コメントありがとうございます！更新頑張らせていただいます♪謝る必要ないですよ、語彙力なんて私の方が無いですから！(おい (2018年3月17日 19時) (レス) id: 4e2a259151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽月リオン | 作成日時：2018年1月20日 22時
