今でも大好きだよ

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その後お母さんに迎えに来て貰って


芹澤にも朝マックは別の日に変えて貰い、


二日は学校を休んで湿布を貼り続けていたからなのか


三日目にはすっかり腰の痛みはなくなった


あゆな「良かったよ〜！


Aが無事で本当に良かった〜〜」


A「あゆな大袈裟〜


でも私も愛してるよ〜」


葛城「いや、あゆな愛してるとか言ってねえし」


A「嫉妬すんな」


葛城「しねえよ」


A「私とお前とで愛の大きさが違う」


葛城「お前、真面目に骨折って入院すればよかったのにな」


A「あはは残念でした〜」


朝は必ずあゆなを取り合っての葛城との言い合いが少し懐かしい感じがした


＊昼＊


昼ご飯を食べ終え、


あゆなのいる大ホールへと向かっていると


太一「あの…咲野さん」


A「はい？」


スマホを片手に持つ太一が走って来た


太一「この前は本当にごめんなさい」


A「あ〜いいよいいよ〜


もうばっちり直ったから！」


太一「結構痛かった？」


A「はっきり言うと痛かった」


太一「本当にごめんなさい…」


A「いいよ、気にしてないから」


太一「うん……あの、写真いい？」


A「写真？」


太一「うん。あ、桐谷君も写真いい？」


優「え？」


階段から下りて来ていた優に声をかけた太一が


逃げようとする優を捕まえて私の横に立たせた


A「えっと、二人で…一緒に？」


太一「うん。桐谷君と咲野さん、付き合ってるんだよね」


一年前に別れましたけど〜！！？


優「いや、もう―――」


太一「じゃあ行くよ」


優 A「えっ！！？」


二人で顔を見合わせた後で太一を見ると


太一は太一で写真を撮る気満々だった


太一「はい、モナカ」


どうにでもなれと思って


優と身体をくっつけて左手でピースすると


優の手が私の腰に当たってるのが分かった


太一「ありがとう」


A「…いえいえ」


優「ああ」


なんかすっごく複雑な気分なんだけど。

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