桜の木 ページ13
時は流れ、僕の足もだいぶ良くなってきたころ
僕はトーマと一緒に桜の木の下で談笑していた
ここはあまり人が通らないし風が心地いい
海の潮風を感じながら桜を見ることができる
僕とトーマのお気に入りの場所だ
トーマに足の間に入れてもらって、後ろにトーマの体温を感じて幸せに浸っていると
ト「なぁ..A寒くないか..?俺の上着を貸してあげようか..?」
『何を言ってるんだトーマ、今は夏だぞ...?
いくら僕が冷え性だからってそこまで重症じゃない。』
急におかしなことを言い始めた..
確かに今日は少しいつもより風が強い
だけどこの暑さじゃ、風が強い方が涼しくてありがたいんだ
ト「あぁ..いや、なんというか..」
他になにか理由があるのか？
次に発せられる言葉を待っていると
ト「いやぁ..その服未だに慣れないと言うか、なんというか...」
『慣れない？トーマに初めて会った時からこんな感じの服だろ？』
ト「その首元を大きく開けた着こなし方、男の俺には少し刺激がありすぎるかな」
『待てトーマ僕も男だ。それに将軍様の方が刺激的だろうに、僕も将軍様も帯の位置や丈の長さは違うけど対して変わらない格好だろ？』
ほんとに変なやつ、いつもと変わらない格好なのに急におかしな話題を持ってくるんだから
ト「俺にとっては、将軍様よりA方が魅力的に見える。」
『はっ..!?急になんだよ..!!そんなこと言う子じゃなかっただろ..!?』
トーマに好きとか愛してるとかそういう言葉なら嫌という程言ってもらった
だけどそういった惚気た..?トーマが僕のことをどう思ってるかなんて具体的には聞いた事なかった。
誰かと比べて〜とかなんてもってのほかだ
綾華さんや綾人さんに間接的になら...
聞いたことあるけど
突然すぎることに僕は顔を真っ赤にするしか無かった
比べる対象が将軍様ってのもあるけど...
ト「肩を出して、首には白い肌に映える赤い組紐。おまけに丈も男にしては短く膝上ときた。これで魅力的に感じない男がいないって方が少ないんじゃないか？」
『うっ、そ..そんなこともないだろ..!
大体！首の組紐はトーマが付けさせたんじゃないか！！』
終わり
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燐星(プロフ) - まつたけさん» ありがとうございます😭🙏🏻 (2023年4月1日 23時) (
レス) id: e241141c7e (このIDを非表示/違反報告)
まつたけ - 神 (2023年3月27日 21時) (レス) id: 796715c198 (このIDを非表示/違反報告)
燐星(プロフ) - ももももももつつつさん» コメントありがとうございます！！半分自分用みたいなところで書き方も下手くそですが見ていってくださると嬉しいです😭😭 (2023年2月6日 23時) (レス) id: e241141c7e (このIDを非表示/違反報告)
ももももももつつつ - トーマとんでもなく少ないですよね、、書いてくださり感謝です！！！ (2023年2月6日 2時) (レス) @page2 id: 0eb447a2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きつねこ | 作成日時：2023年2月5日 16時
