13話 ページ14
まふまふside
何とかお互い息を落ち着かせ、俺は頬をぱちぱち叩く。
正直な所、Aちゃんとのキスでわかる相性はばっちしで、自惚れてしまう。
「……私、キスしたの久しぶりで…変な声出てたよね…。」
「そ、そんなことないよ…か、わいかったし…。」
途切れ途切れになりながらも会話をする。
あれ、これって告白するチャンスなんじゃ?
Aちゃんと付き合えるチャンスなんじゃ?
キスで頭がおかしくなったのか、そんなことを考えた。
でも自分の脳は止まらず、どんどん前向きへとなる。
考えてみろ、ここでさよならバイバイしたらもう会えないのかもしれないんだぞ?
付き合ってからAちゃんの事を知ればいいじゃないか。
告白して、損は無い。
よし!
「あ、あのAちゃん!!こんな事になっちゃったけど……俺と付き合って貰えませんかっ…?!」
深く頭を下げる。
Aちゃんが戸惑う声がし、ちらりと見ると顔が真っ赤だ。
今になって、さすがに早かったかと考えるがもう遅い。
ちょっと後悔をするとAちゃんが言う。
「わ、私なんかで…良ければ……!」
ワタシナンカデヨケレバ。
「嘘!?え、や、やった!!」
予想外の返事に、思わずAちゃんを抱きしめた。
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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2020年12月25日 21時) (レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
るりな - めあさん◆素敵なお名前〜!この作品大好きなのでこれからも読めるのは幸せです〜.・*。要するには!大好きです!これからも頑張ってください応援してます! (2019年10月27日 12時) (レス) id: 3e7e48236e (このIDを非表示/違反報告)
めあ - 狂狐さん» ありがとうございます! (2019年9月29日 15時) (レス) id: ff02591f43 (このIDを非表示/違反報告)
狂狐(プロフ) - めあさん…!飴さんでは無くともこの作品は推し続けるので安心を!あとめあさんの文才は存じてますので!まぁまとめると安心してください&頑張ってください! (2019年9月28日 15時) (レス) id: 8ba41bb7e5 (このIDを非表示/違反報告)
るりな - どっちも? (すぐにお返事返せなかった私をお許しください(;-;) (2019年9月21日 10時) (レス) id: 3e7e48236e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴とめあ | 作成日時:2019年8月20日 23時