社会の闇を具現化した人間

第７話　過剰摂取 ページ24

山田兄弟宅


一「遠慮せずいっぱい食ってってください！」



貴「、、、あ、ありがとう、、、

(どうしてこうなった、、、！！！？)」


なぜAが山田兄弟達と食卓を囲んでいるのか


なぜAが顔を真っ青にし、全身を震わせているのか


それは約一時間程前まで遡る


_____________


貴「(いつものハンドソープは、、、)」


二「あ！Aさんじゃん！」


貴「、、、確か

山田二郎君、、、だったよね」


二「覚えててくれたんだな！

つか超奇遇だな！Aさんも買い物？」


貴「うん、”も”ってことは二郎君も？」


二「オレはおつかい。兄ちゃんに頼まれてさ」


貴「ッッ、、そっか〜偉いね〜」


先ほどから眩しすぎる光を浴びて

そろそろ吐血しそうになっているのである


二「そんなことねぇよ

兄ちゃんは俺たち兄弟の事一番に考えてくれるんだ

だから手伝いくらいやって当然だろ？、、って

お姉さんカゴの中カロリー〇イトと10秒〇ャージばっかじゃん

まさかこれメシとか言わねぇよな？」


貴「え、その通りだけど、、」


そのまさかである


二「そんなんダメだって！

ちゃんとしたメシ食わねぇと健康にワリィぞ！

そうだ！Aさん今からなんか予定ある？」


貴「え、無いけど…？」


二「なら俺ン家で一緒にメシ食おーぜ！

ちょっと待ってな、今兄ちゃんに連絡すっから！」


貴「いや、ちょっとまd二「あ、兄ちゃん！

今たまたま友達と会ってさ

一緒に晩メシ食いに呼んでもいい？！」、、、」


最近の子は良くも悪くも人の話をあまり聞かない様だ


二「うん、分かった！ありがとう兄ちゃん！

いいってさ！」

貴「あ…うん…ありがとう…

(完全に断るタイミング見失った)…」

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