sakuraは知っている。

story12 ページ17

ある日。sakuraのライブがあるわけでもなく、普通に過ごしていたの。
そしたら、


マ「彩。ちょっと来て。」



えっ？なに？成績が下がったから追い出されるとか？
いや。それはない。こないだのテスト、全部5番以内だったから。



はーい。と返事をして下に行くと、お父さんとお兄ちゃんとお母さんがいた。
お兄ちゃんが帰ってくるのは久し振りだったため、思わず微笑んでしまった。



「なあに？」


「ごめんな、彩。今から話すことは、とても重要だ。祐樹にも言ってない。
よく聞けよ。パパは、仕事の都合でフランスに行くことになった。奈子は連れて行く。祐樹と彩は日本に残ってくれ。
で、それぞれに家を手配しといた。祐樹は東大の近く、彩は浜田と秀明からちょっと離れた所だが、良い所だ。人もいるし、大丈夫。
それともう一つ。彩は、パパの仕事の同僚の息子さんと一緒に暮らしてくれ。良いな。」



ウ、ソ。。。
転勤の事もショックだけど、一緒に住む子って誰。



「ねえ、一緒に住む子って、誰？」



「うーんと、美門の息子さんとだけど、名前がわからないんだよなぁ。」



〈ハァ？？？？？？彼氏と一緒に住め？難易度たっか。〉←こういうことは鋭い・・・

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