第十七話 親友 ページ28
烏野高校では宇佐崎が不機嫌なままアップをしていた。
「おーい宇佐崎くーんいつまで不機嫌なのかなー？」
黒尾が声をかけるも無視。
「え、ちょっと先輩なんだけど？？」
「クロが悪いよ。今のは」
と孤爪が言う。
「おい、宇佐崎。」
夜久に声をかけられ不機嫌な顔のまま夜久の方を向く。
「よくわかんねーけど、いつまでの不機嫌はやめろ！その不機嫌試合に持ち込むなよ」
「．．．ふぁい」
ほっぺをつかまれ左右にみょーんと伸ばされる。
「えっえっ俺は無視なのにやっくんは反応するの！？しかもなにそれめっちゃ楽しそうじゃん！？」
と黒尾がいい、俺も触らせて―と宇佐崎に近づく。
「無理です」
と突っぱねる宇佐崎。
「なんで！？」
すると体育館の扉がバンッと開く。
左右それぞれの扉を抑えてはぁはぁと肩で息をする二人の影。
「おっまだやってんじゃん」
「全力疾走したからギリセーか」
青葉城西高校からダッシュで走ってきた一条と神楽坂だ。
「え、誰？．．．え！？子役の一清くん！？」
神楽坂を見てざわつく烏野と音駒の部員たち。
「おーおー、一清くん人気じゃん」
「うるさいソウ。こんちわ青城の神楽坂です！一清は芸名で清隆が本名！そこにいるリュウの親友で
会いに来ました！」
「やっほ〜お久リュウ。同じくリュウの親友白鳥沢の一条颯馬。よろしくね」
ニコッと笑って自己紹介する二人。
「遅いんだけど」
と声をかける宇佐崎。
さっきまで不機嫌だったのが嘘のように嬉しそうにしている。
「ごめんごめん。キヨがさー俺との約束忘れてずっと部活やってんの」
「え！？いや、確かにそうなんだけどさ！！」
「馬鹿ら坂」
「リュウもそうやっていうの！？」
ぎゃーぎゃー騒ぎながらギャラリーに上がっていく二人を見送る宇佐崎。
すると音駒の部員たちが飛びついてきた。
「ちょっちょっとどーゆーことだよ一清くんと親友！？」
「もう一人もイケメンじゃん！？いや宇佐崎もイケメンだけど．．なにその美形揃い中学校！」
肩をつかんで揺すられる宇佐崎。
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シマエナガ - ぶりっ子と悪女とモブのヒロインがいる部活とかカオスでしかないから。【ハイキュー】もめっちゃ推してます！これからも頑張ってください！応援してます！ (4月20日 21時) (
レス) @page15 id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
シマエナガ - めっちゃ面白いですね！ 次の投稿待ってます！ 執筆頑張ってください！ (4月20日 21時) (レス) @page15 id: 781c1cc313 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ - とても面白いので、続きがきになります!更新の方をよろしくお願いします!頑張ってください。 (2022年7月27日 16時) (レス) id: ed83340cb6 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ - 過去に何があったんだろう…。面白いので頑張ってください！！ (2022年7月16日 19時) (レス) id: 8636a40c43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ | 作成日時：2021年9月5日 22時
