俺様王子と条約 ページ8
「おい、Aはいつ着くんだ」
「今日の夕方ですね。もう少しでAさんのお父様である桜蘭王国の国王陛下がお着きになります」
「…そうか」
条約や結婚についての話をするから準備をしろと武市に言われ、俺は銀時と万斉を部屋から追い出し支度を始めた。
桜蘭王国の国王とは初めて会う
話を聞けば厳格な昔気質な人らしい
まぁ そんなことはどうでもいい
問題は…
「ヤッホー シンスケ」
「人の部屋に入るときはノックぐらいしろ」
まぁいいじゃん。俺とシンスケのなかだし
とほざく此奴…
春雨王国の王子 神威だ。
「桜蘭王国も落ちたもんだね。あんなにいがみ合っていたのに娘を差し出すから条約を結んで銀魂王国と組もうなんて」
弱い奴の象徴だよと神威は馬鹿にした様に
冷たく言い放った。
そりゃ 此奴から見ればそうだろう。
此奴は元々は春雨王国の傘下にあった武装集団
“春雨第7師団”の団長だった
しかし此奴はその立場を利用して力ずくで春雨王国を手に入れのだ。
家族も何もかも捨てて
「今日はなんの用だ」
「シンスケのお嫁さんを見にきたんだよ。いつ来るの?」
「夕方だ。それに今日じゃなくてもいいだろ」
「えー」
駄々をこねる神威を無視し桜蘭王国の国王が来るのを待つ
「晋助殿、桜蘭王国の国王陛下がお見えになりました」
「あぁ、今いく」
そう言って部屋を後にした
ーーーーー
「それでは条約の内容はこれで」
「あぁ、それでいい」
「ではサインを」
Aの父親に言われて文書にサインをするとAの父親はあからさまに嬉しそうな顔をした
「これで我が桜蘭王国も安泰です。これからは友好な関係を築いていきましょう」
Aの父親に握手を求められそれに答える様に手を差し出した。
「あぁ、、、」
やっぱり俺のアプローチはテロ活動だったのか
珍しく反省した。
(これからは気をつけよう)
そう心に誓った
何がテロ活動にあたったのかはよくわからないが…
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梍鵺(プロフ) - 桂さんのことをズラでは無くヅラと呼んでいる筈です。間違っていたらすみません。 (2019年10月11日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - KAGUYAさん» ありがとうございます!更新頑張っていきます! (2017年5月29日 21時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - この小説本当に大好きなんです!!高杉さんがイケメンです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月29日 21時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - ななさん» ☆ありがとうございます!更新頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年5月27日 20時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この小説大好きです!面白くて読んだあとつい☆連打してしまいました(笑)更新頑張ってください! (2017年5月27日 17時) (レス) id: 280c375423 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいり | 作成日時:2017年5月26日 12時