俺様王子と仲間達 ページ7
「いやぁ これでようやく高杉のテロ活動に終止符が打たれるって訳か」
「何がテロ活動だ」
「晋助。あれは立派なテロ活動でござる」
王子の部屋に銀髪の男とサングラスをかけた男、そして俺様王子こと高杉晋助が会話をしている
「しかし高杉が惚れたAちゃんってどんな子だ?」
「うるせェ」
「晋助が一目惚れした美少女でござる」
「黙れ万斉」
そう俺がAに惚れたのは5年前、
桜蘭王国を偵察する為に王子自らお忍びで桜蘭王国に忍び込んだ時だ。
城の近くに潜伏し、奴らの様子を見る。あわよくば城を乗っ取る事も考えていた
しかしいつも気を張っていると疲れるもので、
息抜きとして城の周りを散策していると…
「あの…」
「!!!」
話かけてきたのは綺麗な黒髪にぱっちりとした大きな目をした可愛らしい少女だった
「何をしているんですか?」
汚れを知らなそうなその少女に一目で惹かれた
そう、恋におちた瞬間だった…
「高杉も意外と純粋な…」
「黙れ腐れ天パ!」
バギッ バギッ
俺様王子に殴られ伸びている銀髪の男
床には血で “低杉”と書かれていた
「しかしA殿に惚れてからあんなに激しかった女遊びもすくなくなって、ましてや自分の妻にするとは…恋は盲目とはよく言ったものでござる」
「なんとでも言え」
そうようやくAが自分のものになる…
5年越しの恋がようやく…
正直心配だった。5年間あんだけアプローチして振り向きもしないから…
「いやアプローチって桜蘭王国に大砲何発も打ち込んだり、桜蘭王国の役人の家に奇襲をかけたりしてただけだろ!テロ活動だよソレ!」
「俺ァただ、Aの誕生日の日にデケェ花火を打ち上げたかっただけだ。それが手違いで大砲がきたから花火の代わりに撃っただけだ」
「花火の代わりになんかなるかァァァ!そういうことだったの!お前なりの誕生日祝いだったのアレ!じゃあ役人の件は?」
「あそこの役人の息子、Aに結婚を申し込もうとしてたんだよ。それが気に食わなかった」
「なんで他国の恋愛情勢知ってんのォォォ!」
そのほかにも色々とやったがどうやら世間一般にはテロ活動になるらしい…
「俺ァただ。愛を伝えるだけだ。Aへの大きな愛を」
「グラサン君、俺たちの国のトップこれでいいの?」
「大丈夫でござろう」
どうやらAのこれからの生活は賑やかになりそうです
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梍鵺(プロフ) - 桂さんのことをズラでは無くヅラと呼んでいる筈です。間違っていたらすみません。 (2019年10月11日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - KAGUYAさん» ありがとうございます!更新頑張っていきます! (2017年5月29日 21時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
KAGUYA - この小説本当に大好きなんです!!高杉さんがイケメンです!!更新頑張って下さい!! (2017年5月29日 21時) (レス) id: dab75e8136 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいり(プロフ) - ななさん» ☆ありがとうございます!更新頑張りますので応援よろしくお願いします! (2017年5月27日 20時) (レス) id: 362e68c016 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この小説大好きです!面白くて読んだあとつい☆連打してしまいました(笑)更新頑張ってください! (2017年5月27日 17時) (レス) id: 280c375423 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆいり | 作成日時:2017年5月26日 12時