変わっている ２６７ ページ30
プロデュース科
今はあんずさんしか在籍していないけど、来年からは正式に始動するという学科
そこに何故、Aさんが入る必要性が？
『あ、今わたしに入る必要性は無いって思ったでしょ？違う？当たってる？』
「ええと、僕はそんな事思ってないけれど・・・」
『なーんだ。それで？できる？』
「残念ながら、僕にそんな権限は無いかな。先生に頼んでみたらどうかな？」
『えー使えないなぁ、天祥院は』
「あ、うん。ごめんね・・・」
心なしか英智は緊張しているようだった
久しぶりに会ったから？それとも
「ねぇA、前に会った時の事覚えてる？」
『前？』
「ライブをしていて、君がふらっと廊下にいて、話しかけたの、覚えてる？」
『うーん・・・忘れちゃった！』
「じゃあAと会ったのはやっぱり夢の中での出来事だったのかな？それだったら色々とつじつまが合うし。よかった、Aがあんなこと言うはずないもんね」
『ふーん？』
「でも、Aがプロデュース科に入ることは個人的には良いと思うよ。前は確か普通科だっただろうけどもう校舎が別になってしまっているからね」
『あー何かそれ知ってる、なんで？めんどくない？色々』
「そうでしょうか☆」
『な、なに・・・？』
「いえいえ！Aさんは不思議なことを考えるものだなと思いまして！学科が違うのであれば交流する機会もあまりないでしょう？ならば別校舎になっても全然問題ないじゃないですか！」
『あぁ、まぁ？そう、かも？』
「ふふふ・・・☆今Aさんは宙ぶらりんの状態なのですからなにかあったら大変ですよ？」
『なにかってなに？』
「そうですね〜・・・例えば、名前を尋ねられた時とか。なんて答えるんですか？」
『・・・‘名乗るほどのものでもないのです’』
頬に手を当てて決め顔でそう言うAさん
自然と演技をしていた
そんなこと、するような人でしたっけ？
「ふふっ、あははっ、すごく変な人だって思われちゃうよ？」
『‘変な人でも別に構わないのです。わたしは、変わり者なのです’』
「変わり者？Aは変わってなんかないよ？普通の人だと思う」
『普通じゃ、‘普通じゃないのです、だってわたしは、壊れているのですから’』
「壊れてる？」
『‘わたしは、人間じゃないのです。人間になることをやめた人形なのです。ネジを回して動く、ぜんまい人形なのです’じゃーね！』
ポーズを取って名乗った
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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味玉(プロフ) - とても今更ながら拝読させていただきました！とても続きが気になります、続きはもうお書きにならないのですか？ (2月3日 1時) (
レス) @page40 id: 1611762eaf (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 乙百女さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2021年1月21日 0時) (レス) id: 316294f269 (このIDを非表示/違反報告)
乙百女 - 応援しています！！頑張ってください。 (2021年1月17日 16時) (レス) id: 8a8dc3fa13 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - コメントありがとうございます！返信が遅くなり申し訳ありません！オチはまだ未定なのですが、夢主のことを渉は大っ好きAmazing愛してる！というのだけは確かです！ (2020年11月2日 22時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 前々から気づいていたけど渉オチなんですね!どきどきします。続編おめでとうございます。 (2020年10月17日 8時) (レス) id: 3bf211d9ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる x他1人 | 作成日時：2020年7月25日 2時
