変わっている ５２ ページ6
『小声)ねぇ奏汰、何の話をしてるのかな？』
「小声)さあ？」
『早く帰りたいのになー・・・』
また怒られてしまう
最近は顔を合わせる機会がないから忘れているけどあの人は私が遅く帰ることについてあまりよくは思っていないから
「じゃあ‘せかしてみますか’？」
『へ？どうやって・・・』
すると奏汰は徐に立ちあがると渉の方へ行く
『え、だから下ろしてってば！』
「わたる〜Aさんが‘おこってますよ〜」
「おや奏汰！ですがこの方が荷物をなかなか譲ってくれないんですよ」
「それはこまりましたね〜」
「Aちゃん・・・？」
『つむぎ・・あぁ、これは違う！奏汰がなかなか下ろしてくれなくて・・・』
「つむぎと彼らのことは名前呼びなのにまだ僕たちには呼んでくれないんだね」
『何でそうなる』
「じゃあ荷物、Aちゃんも早く帰るんだよ」
「さよなら〜」
「また明日・・・」
「夜更かしはダメなんだからね！」
天祥院たちは何事もなかったように帰っていった
「なんだったんでしょうか？」
「とりあえず私達も帰りますか、気球で☆」
『なんで・・・』
「ききゅうですか〜！たのしそうですね」
「でしょう☆」
『ほんとに乗ってるんだ・・・気球に』
「そうですね☆」
「おそらがちかいです〜」
渉に着いて行ったら本当に気球が止めてあった
「ようこそ、私の自家用気球の旅へ☆」
『寒い・・・』
「もうすこしで‘あき’になりますからね」
『そっか、もうそんな時期か・・・』
「ついさっき夏になったばかりだと思いましたのに。時間とはとても早く過ぎるのですね☆」
『それは違うんじゃない？』
「はい？」
『時間が早く過ぎるって言うのは今だから言えることで、その時は早いだなんて思わないでしょ？
結局は振りかえっている訳なんだから終わったら早いのなんのってなんとでも言えるよ。
大事な事は‘今を精一杯の時間を持ってして生きる’ってことなんじゃないかな？・・・って何熱くなって語ってんだわたし』
「それはとても素敵な考えですね☆」
「いまを‘たいせつ’にしましょう〜♪」
『う、うん。私の話変だったよね、要領得てなくて・・・』
「いえいえ、とても分かりやすかったですよ」
『そうだといいんだけど・・・』
「もうすぐAさんのお家に着きますからね〜」
『そういえば何で私の家知ってるの？』
「私にはAmazingの力がありますからね☆」
『理解できない』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 353人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほたる - 伊達 光秀さん» あのように怒ってしまったという感じです。分かりにくくてすみません (2019年7月21日 21時) (
レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 伊達 光秀さん» 前提として夢主さんはご両親の事が好きではありません。お母さんは日々樹渉のようなにぎやかな人が夢主のような静かな人と仲良くなるなんてにわかにも信じがたいというような感じです。夢主さんは好きではないご両親に友達の事をとやかく言われたくないということで (2019年7月21日 21時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
伊達 光秀 - 55の話、あれは夢主ちゃんが悪いわ。親に友達の事を知られて何がやなのかな？私の親は、私の友達の事知ってるよ。 (2019年7月19日 18時) (レス) id: f7e36ec018 (このIDを非表示/違反報告)
朝凪世一!!(プロフ) - ほたるさん» 読んでくださっていたとは...!!ありがとうございますぅう...(感動)続編楽しみなのでもう一周読み直して待ってます!!( (2019年4月13日 21時) (レス) id: cbeb56f355 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 朝凪世一!!さん» ありがとうございます！！嬉しいです！！続編も頑張ります！！（ツンデレ王子を甘やかしたい見てます超好きです.....） (2019年4月13日 21時) (レス) id: 5acfd935f4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほたる x他1人 | 作成日時：2018年10月11日 19時
