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こ「そういえばさとみくん、莉犬くんあのゲームやり始めたらしいよ」
「あのゲーム？」
こ「うん、実況しちゃいけないあれ」
「まじ？意外。」
なーくんが女の人とぶつかって違和感を覚えてから約2時間後。
すとぷりのレコーディング休憩の時、相方のころんがそう伝えてきた。
すとぷりで「World of Tale」をやってるのは俺ところん、ジェルとなーくん。
るぅとはやりたい、みたいなことは言ってたけど時間が取れないって言ってた気がする。
莉犬は「リアル系？ちょっと俺無理かも…」とか言ってたから本当に意外。
こ「でしょ。
今、僕のギルドにいるのがジェルくんとなーくんと莉犬くんなんだけどね。今日このあとやろうと思ってんだけど、莉犬くんキャリーしてくんない？」
「え、俺が？ころんもそれなりに強いだろ。」
キャリー。
レベルの高いプレイヤーがレベルの低いプレイヤーを背負って、低いやつのレベルを上げるってやつ。
始めたばっかりであろう莉犬は確かにキャリーが必要だろうけど…、別にころんでもよくね…？
こ「いや、僕だと莉犬くんの職業相性悪くって…
僕ってほら、ガーディアンでしょ？莉犬くん、シーフなんよ」
「なんで？？」
こ「それは莉犬くんに聞いて」
シーフ。
「World of Tale」での職業で、簡単に言うと��盗っ人��とか��泥棒��とか…敵と戦わずに敵のアイテムをランダムで奪い取る…まぁ、そういうやつ。
こ「なーくんはヒーラーでしょ？ジェルくんは召喚師…お願いしまぁす！」
「えぇ…」
まぁ、今日はカルナもいないだろうし…
「…莉犬」
莉「なに？」
「ゲームするから夜空けとけよ」
莉「いいの！？ありがとー！！」
「なーくんとジェルもキャリーしてやんよ」
そういうと2人の目が輝いた。
な「さとちゃん、ありがとう…！！」
ジ「ありがとな、さとみ〜！！」
「つーかお前らの職業考えたら不安しかねぇわ」
る「まって僕もやりたい！！」
仕方ねぇなぁ、この俺が鍛えてやるか
それからレコーディングの再開、細かいところの修正…。
ゲームをやる、という目的があった俺たちはすぐに終わらせて各自家へと帰る。
家じゃねぇと出来ねぇからな。
俺以外のやつらは同じギルドにいるらしいし、るぅともそっちに入るっぽいから同じところからログインされる。
俺がいつものログイン場所から出てすぐだった。
誰かの泣き声が聞こえて戻ると、今日いないはずのカルナが泣いていて。
俺はゆっくり抱き締めた。
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unknown - 初コメ失礼します。｢にっこり^^調査隊のテーマ｣ですよね！いい曲だから私も好きです！ (2022年5月23日 21時) (
レス) id: 0556fb53c6 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - ﾏﾒさん» そうです！にっこり調査隊です！！！ (2022年5月13日 10時) (レス) id: 8b5c3e2bd3 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏﾒ - 最初の文章、ニッコリ調査隊のテーマじゃないですか⁉️ (2022年5月5日 17時) (レス) id: 1683d31495 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏﾒ - 最初の文章、ニッコリ調査隊のテーマに似てますねww (2022年5月5日 17時) (レス) id: 1683d31495 (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - ネコ日和。さん» あああああありがとうございますぅぅううぅぅぅぅぅう！！！！そう言って頂けるのは本当に嬉しいです……！！！！！！！！ (2022年4月30日 0時) (レス) id: 8b5c3e2bd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜月 | 作成日時：2022年4月18日 14時
