番外編.ベル担当【羽風 薫】 ページ14
さあ鳴らして…そのベルを〜♪
チリーン
ハニーミ…
薫「…ぷふっ…！あははっ！ダメ、我慢できないっ！！」
曲の途中でいきなり吹き出して、笑い始める薫君。いったい何があったんだ。
晃「てんめぇ……！」
そう言って、薫君の胸ぐらを掴む晃牙君も、『ふはっ…』と笑うのを我慢してる。
どうしてこうなったのか、理解が出来なくて零君に助けを求めるため、見てみると零君も『クククッ』と笑っている。
どうして笑っているのか分からなくて、アドニス君と頭の上に『はてな』を浮かべてると、零君が近寄って来て、『すまぬな、嬢ちゃん。』と優しく頭を撫でる。
貴「な、何が？零君、なんで皆(アドニス君を除いた)笑ってんの？」
薫「いや、だって……ねぇ？」
＊
・
・
・
さあ鳴らして…そのベルを〜♪
チリーン
貴「ふへへっ…(どやぁ)」
薫「Aちゃん、『どうだ！良いベルの音出しただろ！』みたいな顔して見るんだもんっ…！」
思い出したのか、また笑いだす薫君。
晃「俺様がせっかく、堪えてやったのに…！」
一緒に晃牙君も、笑いだす。
零「ほんに嬢ちゃんは、愛らしい表情をするのぅ…。孫がいる気分じゃわ。」
頭を撫で続けながら、頬笑む零君。
貴「なんか、複雑な気分なんだけど…」
孫って…
ひとつ歳は上だけど、クラスメイトだよね？
子供っぽいって意味ですか？
ため息をつく私に、さらに状況が分からなくなったアドニス君は１人、『はてな』を沢山浮かべてた。
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れるり(プロフ) - みゅーさん» 教えて頂きありがとうございます！更新があまりできていませんが、応援していただけてやる気がでてきました！更新頑張りますっ (2017年12月29日 22時) (
レス) id: 062464fcfd (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - コメント失礼します！55話、「スケジュール張」ではなく「スケジュール帳」だと思います！とても面白くて毎回楽しく読ませていただいています。更新頑張ってください！ (2017年12月14日 20時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れるり | 作成日時：2017年8月3日 15時
