見知らぬ場所 肆 【みりん様のイラスト付き】 ページ46
そうして突如スマホから出現したペレントが説明していく。
簡潔に、ざっくりと、分かり易く。
ペ「…で、今お配り致しましたのは身を護る為の装備です」
蛇「あの、武器は無いんすか？敵も居るって…」
ペ「只今内部をスキャン致しましたが異常は有りません。罠だけに
気を付けて頂けば大丈夫です」
蛇(罠…だけ？)
ゲ「そ、そうですか…あ、でも、未だ合流してない友達が居て」
ペ「ご友人…あぁ其方に関しましては…向こうから来て下さってますよ？」
霧「何？それはどう言う…」
笑顔のままペレントが後ろを指差すと。
ミ「あ…み、皆ぁ〜ッ！！」
感極まった様子でチアキ達に駆け寄るミハル。
蛇「ミハル…！無事、だった…」
ふと、隣に居た少女を視認した途端にチアキ達の表情が強張る。
霧「…君は…」
「え、えっと…初めまして、荏時茄狂子と申します！
貴女方は、ミハルさんのご友人ですか？」
狂子と名乗る狂子に似た、狂子とは違う少女。
黒髪で、痣はあるが今よりも優しげで柔和そうな笑みを浮かべている。
とても同一人物とは思えない程に。
蛇「ペレントさん、この子は…」
ペ「恐らく狂子さんのもう一つの人格…でしょうね。幼少期頃の記憶が元の」
サ「え、じゃあ…この子は狂子ちゃんで、でも狂子ちゃんじゃないのか？」
「…えぇっと…？」
チアキは狂子？を見ながら数秒間考えて彼女に訊ねた。
蛇「…ねぇ君」「あ、はい」
蛇「僕達の事、何か覚えてない？」
「い、いえ…ミハルさんに言われましたが、全く覚えが無いんです…。
私、皆様と何処かでお会いしましたか？」
どうやら本当に知らないらしい。
今度は霧隠が訊ねる。
霧「君は何故こんな場所に？」
「わ、分かりません…気付いたら此処に居て、近くにミハルさんが倒れてまして」
ミ「それから起きて狂子ちゃんと一緒に歩いてて、皆と合流出来たの」
ペ「ははぁ、成る程！」「何でアンタが感心してんのよ」
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狂子？の姿。
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みりん(プロフ) - 新しいキャラですね！これは描かねば！ (2020年11月5日 19時) (
レス) id: 782f4ed053 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - わぁ！ありがとうございます！是非じゃんじゃん使ってください！ (2020年10月28日 18時) (レス) id: 782f4ed053 (このIDを非表示/違反報告)
徒花(腐女子)(プロフ) - みりんさん» 今まで何故か躊躇してたんですが、これからはちゃんと出させて頂きます！名前も一緒で！素晴らしいイラストを描いて下さり本当に有難う御座います！ (2020年10月28日 18時) (レス) id: 77f9702d89 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 私の絵を使ってくれたんですか！？嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年10月28日 18時) (レス) id: 782f4ed053 (このIDを非表示/違反報告)
徒花(腐女子)(プロフ) - 嬉しいです！これからも励みになりますのでじゃんじゃん描いて下さい！ (2020年10月27日 18時) (レス) id: 77f9702d89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：徒花(腐女子) | 作成日時：2020年10月5日 17時
