【歌い手】悪女屋さんーEinsー

#4 ページ7

『....いえ！私も先程来たところですので！』



ニコッと磔の笑顔を見せる


笑えばなんとかなるものだから



美「あ、それで依頼のことですが..」

『キャラについてはお任せください。あとは潰され方と裏切り方ですが、どうされたいですか？』


美「できれば、じわじわと虐められ裏切られるというのもいいですがお任せします！潰されはそうですね...まふくんたちと相談してって感じですね！」



まふくん？誰？



あー待ってわかった、王子様の一人ね


『わかりました。では、また学校で』



美「よろしくお願いします！多分二週間後くらいに起こすので」



『了解です。.....ところで、美里さんは王子様のなかで誰が好きなんですか？』



コレは結構だいじ


この情報によってくっつけられるように潰されなきゃいけないから


美「んーみんな好きじゃないよ！」


ちょっと待って


今、好きじゃないっていった？



此処はヒロインになるためのモノなのに


『そ、それではどうして？』






美「愛されたいから」

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