キーボ&最原終一 ページ8
稀里「………」
?「な、なんですか?じっと見て…」
稀里「いや、ロボットだよな?」
?「そうですけど?まさか、ロボット差別するつもりですか?」
ロボット差別って、なんだよ
?「僕には録音機能もあるんですよ?差別的な発言をすると、後で訴えますからね」
稀里「はいはい よくわかんねーけど、わかった」
キーボ「て、適当ですね…僕の名前はキーボ!超高校級のロボットなんですよ!」
存在自体が超高校級ってことか?
なんでもありだな、超高校級…
稀里「ロボットなのに、高校生なのか?」
キーボ「見た目はロボットかもしれませんが、君と同じ高校生です!」
稀里「へぇ…」
キーボ「僕を作ってくれたのは、ロボット工学の第一人者である飯田橋博士なのですが…博士が僕に積んでくれた学習型AIは、人間の脳と同じような成長するAIでした」
なんか、小難しいことを言い始めたな
よくわかんねーけど、高校生だってのはわかった
王馬「ねぇねぇ!こんなつまらない話なんて無視して俺と話そう!?」
キーボ「つまらないって、なんですか!?」
稀里「蘭太郎、助けろ」
天海「まぁまぁ、とりあえず他の人とも自己紹介しないといけないっすから…王馬君、離してあげてほしいっす」
王馬「えぇー!?っていうか、なんで天海ちゃんは漆刀ちゃんとそんなに仲良いの?」
天海「幼馴染っすからね」
そう…俺と蘭太郎はガキの頃からの幼馴染
蘭太郎は俺の家の事情を知ってるし
俺は蘭太郎の家の事情を知っている
天海「稀里、自分から近づいて自己紹介するっすよ」
稀里「動くの嫌なんだけど…」
天海「ダメっす」
蘭太郎は俺の背中を押してきた
たまに、蘭太郎は俺の母親か!とツッコミたくなる
仕方ないから、俺は残りのメンバーに自己紹介することにした
天海「最原君、良いっすか?」
最原「う、うん」
稀里「………」
最原「え、えっと…」
天海「気にせず、一方的に自己紹介してくださいっす」
蘭太郎は苦笑気味に最原という男に頼んだ
だから、自己紹介なんて良いのに…
最原「最原終一…です 一応、超高校級の探偵って事になってる…けど」
稀里「探偵…」
最原「探偵を名乗れるほどの実績なんて、ないけど…」
稀里「じゃあ、なんでそう呼ばれるようになってんだ?」
最原「たまたま…遭遇した事件を解決させた事があって、それで、そう呼ばれるようになっただけなんだ」
へぇ…
にしても、何で帽子で目を隠してんだ?
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ロア - 一瞬腐だと思ってしまった・・・・。 (2022年8月5日 19時) (レス) @page36 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - 猫好きさん» コメントありがとうございます!な、何が起きました!? (2018年12月9日 13時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - キスした瞬間→グハァΣ(゜Д゜) (2018年12月8日 23時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜萌 | 作成日時:2018年7月10日 1時