検索窓
今日:5 hit、昨日:17 hit、合計:92,824 hit

天海の質問 ページ45

赤松「み、みんな…待ってよ これからどうすればいいのか決まってもないのに…」
春川「…そんなの自分で決めるしかない」
赤松「…え?」
春川「その場しのぎの正論なんかじゃ、結局どうにもならないってわかったでしょ?だったら、後はもう自分で決めるしかないよ」

春川も出て行った
結構、春川も正論なことを言ってったな?

赤松「待って 春川さん…待ってよ!」

出ていく春川を必死に止めようとする赤松に続けて…

夜長「アンジーも神様にお祈りを捧げてくるー」
白銀「あ、私も…ちょっと1人で考えさせて貰っていい?死ぬ前に画像フォルダの整理できないのが本当に心残りって言うか…はぁ…どうしよ…」

夜長と白銀も続けて出て行った
赤松はだんだん顔が真っ青になっていった

赤松「み、みんな…ダメだよ…?ねぇ、みんなっ!モノクマの言いなりになっちゃダメだからねっ!」

届かないはずなのに、赤松は声を張り上げた

獄原「みんな…どうしちゃったの?なんで…バラバラになっちゃうの?」
百田「けっ、どいつもこいつも勝手なモンだぜ」
天海「これもモノクマの狙い通りだとしたら、どこからどこまでが仕組まれたゲームなんすかね?俺の記憶もそうなんすかね?もし、そうなら……俺は俺を信用していいんすかね?」

蘭太郎…?

最原「天海君…?どうしたの…?」
天海「…どうしたって?」

蘭太郎は少し考え込んだ
蘭太郎、大丈夫か?

天海「………あの…悪いんすけど、ちょっと妙な質問していいっすか?みんな…『超高校級狩り』って言葉に心当たりはないっすかね?」

蘭太郎はここにいるメンバーに聞いていた
『超高校級狩り』、か…
確か蘭太郎が持ってたもう1つのモノパッドにそんな言葉が書いてあったな?

赤松「何それ…聞いた事ないけど」
キーボ「それが…どうかしたんですか?」
天海「や、なんでもないっす 今のは忘れて貰って大丈夫っす」
赤松「…え?」
東条「…天海君、どういう事なの?」

蘭太郎は、さっきの真剣な顔つきを止めて
いつものヘラヘラした顔になった

天海「…本当になんでもないんすよ ちょっと混乱してただけっす ほら、みんなだって、ここに来た経緯を思い出せなくて不安っすよね?」
稀里「蘭太郎の場合、自分の才能も思い出せないんだよな?」
天海「そうなんすよ…訳わかんない事を言うくらい…見逃して欲しいっす 稀里、行こうっす」
稀里「あぁ…」

俺と蘭太郎も食堂を出た
これ以上いても、どうしようもねーしな

信じ抜く→←疑心暗鬼



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:ダンガンロンパV3
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ロア - 一瞬腐だと思ってしまった・・・・。 (2022年8月5日 19時) (レス) @page36 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
桜萌(プロフ) - 猫好きさん» コメントありがとうございます!な、何が起きました!? (2018年12月9日 13時) (レス) id: f1af627f61 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - キスした瞬間→グハァΣ(゜Д゜) (2018年12月8日 23時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桜萌 | 作成日時:2018年7月10日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。