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SK「脱出しようよ!」
『でも、見た感じだと逃げる窓はなかったよ。』
SK「私見つけたの。こっち来て。」
『?うん。』
桜に言われてついて行ったその先は、和室だった。
SK「ここの、壁紙」
ガタガタガタガタ…。
『?!庭っ?!』
SK「うん。見つけたんだ。だからここから逃げようよ。」
『うん!』
庭に降りて周りを見回したとき…。
SK「った!」
『っ!』
YM「逃げちゃだーめ!」
悠真の投げたナイフが手にかすった。
『やめて…。』
YM「これは…
お仕置き…だね?」
SK「、っ、ごめん。A…」
『謝らないで…。きっと大丈夫…。』
YM「こっちだよ。ついてきて。」
連れてこられたのは
『白い部屋…。』
YM「1日ここにいてね。」
ガチャン。
SK「ここが…。白い…部屋…?」
『うん…。』
何も無い。
〈無の部屋〉
SK「このまま、マインドコントロールされて、生きていくのかな…」
『…とりあえず部屋の中を探してみようよ。』
手当たり次第に周りを探した。
『桜!クローゼット!!』
SK「本当?!」
『開けるよ!』
ガラガラガラガラガラ
SK「ひっ!」
『何これ…。』
そこにはマネキンにナ イフ刺さったものが数体おいてあった。
SK「きみ悪い…。」
『奥は…?何も無い?』
SK「無い…。」
『もうやだ…』
結局その後、クローゼットからは何も見つからなかった。
SK「喉…乾いた。」
『ね…。』
ご飯も水も飲めない。
辛い…。
SK「脱出…しないほうがいいのかな…。」
『出来るだけ悠真がいないところでやらないと…。』
SK「そうだね…。」
『お母さんに…会いたい…。』
SK「なんの目的であいつは私たちをつかまえたんだろう」
『さぁ…。』
とにかくここを出たい。
そう思った。
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作者名:ソラ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ReinaSoraK1/
作成日時:2020年6月13日 10時