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YM side
今日はいけないことをしたなと思う。
実験台を殺 してしまったから。
新しい実験台を探さなきゃ…。
Aは絶交したのに慌てた顔で桜のもとに走っていったよね。
不思議。
僕の思い通りに動いて欲しかったのにな。
タヒんだ。
殺 した
と伝えたら
Aは喜ぶと思ったのに。
ちゃぁんと支配してあげなきゃ。
僕の思い通りに。
全部
僕のものになってよ。
全てが欲しいよ。
早く。
その全てを奪いたい。
そう思い、実験台を探しに外へ出た。
手にはAのスマホ。
通知すごいなぁ。
全てを削除していく。
有志?
だれ?それ。
中を見てみるとどうやらAの兄らしい。
有志{今どこにいるの?
有志{心配してる。
有志{早く帰ってきて。
有志{見てる?
僕以外の男と連絡を取るのはいくら家族でも許せないな。
良太?
良太{愛してるよ
良太{行方不明なの?!
良太{どこにいるの?
良太{生きてる?
今度は許せなかった。
愛してるよ?
YM「こいつ…。Aの彼氏なのか…。」
ふざけるな。
すぐに連絡先を消した。
そうそう。
実験台を探しにきたんだった。
あの子がいいかな。
人がいないことを確認して、
その子の意識を奪った。
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作者名:ソラ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ReinaSoraK1/
作成日時:2020年6月13日 10時