第六十七話 潔い? ページ36
櫟「麦御♡麦御♡」
麦「はぁ〜〜」
鬼「………………………………(ガシッダッ」
櫟「ドサッ)あた⁉投げることないだろ⁉」
鬼「何故いる、あなた、どんなメンタルしてるんですか?」
櫟「あ?男がこんな事でくよくよしてたら恥ずかしいし。俺は麦御をこれから従兄弟として愛すると決めた。だから気まずく何てしてやるもんか」
フンッ、と鼻を鳴らし胸をはる櫟に、ただただ呆然とする鬼灯
櫟「あ、そろそろ塾の時間だ……チィッ、んじゃまた来る」
鬼「あ、はい」
鬼「麦」
麦「ごめん鬼灯、櫟が……」
鬼「いえ、大丈夫です。しかし、あのメンタルの強さは地獄に持ってこいですね。将来就いてくれませんかね?」
麦「そればっかりは、あの子次第だからなぁ、あ、時間だ。ごめん鬼灯、ちょっと1時間位抜ける」
鬼「何処か行くんですか?」
麦「ちょっと前に私衆合地獄に視察に行ったでしょ?そこで小っちゃい子鬼数人と仲良くなって、成り行きで勉強をたまに教える事に…」
鬼「いいんじゃないですか?麦は頭脳明晰ですし、それを仕事以外で生かすチャンスです。但し、私も同行させて下さい、というか何処で教えるんですか?」
麦「えぇ来るの?まぁいいけど、二、三人位だから私の部屋でやるつもりだけど…」
鬼「何で最近会ったばかりの男を部屋に入るんですか‼」
麦「まだ、男の子って言ってないし女の子もいるから‼しかも相手子鬼!(子供)」
何だか腑に落ちなかったので麦が姫抱きにして、大王に「1時間頑張って下さい」と言って麦の部屋に向った
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作者名:sunijy | 作成日時:2016年9月8日 22時