Episode.32 安堵 ページ34
アルミンside
僕はAを気絶させた後
混乱したままその場所を動けなかった。
自分が何をしたらいいのか、何をするべきなのか
また見失ってしまった
Aを気絶させて、その後は?
どうする、
考えろ、1番すべきこと
僕がしなければならないこと。
僕は_____僕は一体_____
…い
…おい、…ミン!
っかり、、しろ!アルミン!!
誰の声だ
僕を呼ぶ声
コニー「おい!アルミン!おい!しっかりしろ!」
コニーの声だ
アル「…?!」
コニー「目ェ覚めたか!大丈夫か!怪我はねぇか?お前の班は?Aは生きてるのか??」
アル「…班?A?」
コニー「おい、しっかりしろよ、なんか、お前の体ヌメっとしてるし一体、何があったんだ?」
なにが、、あった、、
そうだ、僕のせいで
アル「うわぁぁぁ!!!この役立たず!死んじまえええ!」
コニー「おい、落ち着けアルミン!」
ユミ「もういいだろ、こいつら以外全滅したんだよ。こいつの班」
コニー「うるせぇ!まだ何も言ってないだろ!」
ユミ「周りを見りゃわかんだろ!これ以上そいつに構ってる暇はねぇんだ」
コニーとユミルが揉めている
コニーが差し出した手。
僕は無視をしてAを、担いだ。
アル「Aは気絶しているだけだ。…迷惑かけてごめん」
僕はコニーたちの元から去った
_Aside
『_____先に君が帰ってこい!!!』
アルミンはそう言った
私に、帰ってこいと。
そうか、私は憎悪に呑まれて…
アルミン、約束守ってくれたんだ
『その時はアルミンに止めて欲しい。殴ってでも殺してでも。』
この言葉を。
貴「…ん」
アル「は、A?!」
目を覚ますと私とアルミンは壁によりかかって座っていた
貴「アル、ミン。止めてくれたの。ありが、とう」
アル「…よかった。帰ってきた。」
アルミンは私を見るなり安堵の表情を浮かべた
周りには、倒れているフランツにひたすら心肺蘇生法を繰り返すハンナの姿。
エレンは死んだ、アルミンと私以外の34班全員。
無力だった。
貴「なにも、出来なかった。…アルミンにもきっと酷いことを言ってしまった」
アル「僕は、君が帰ってきてくれただけで十分だ。」
アルミンは私を抱きしめた
_____次回「Episode.33 残酷な世界で」
Episode.33 残酷な世界で→←Episode.31 自己喪失
88人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れある(プロフ) - 雪桜さん» ありがとうございますっ! (2020年6月5日 21時) (レス) id: e1c2da5613 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜(プロフ) - れあるさん» あ、プロフィールからでもいけますよ! (2020年6月5日 21時) (レス) id: 9fab2715ea (このIDを非表示/違反報告)
雪桜(プロフ) - れあるさん» 今送ってみました!通知が来るとお知らせが来るんですがそこから行けると思います! (2020年6月5日 21時) (レス) id: 9fab2715ea (このIDを非表示/違反報告)
れある(プロフ) - 雪桜さん» いいですよ!けどやった事ないのでやり方教えてください笑 (2020年6月5日 20時) (レス) id: e1c2da5613 (このIDを非表示/違反報告)
雪桜(プロフ) - れあるさん» ボードで少し話しませんか? (2020年6月5日 20時) (レス) id: 9fab2715ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れある | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/、
作成日時:2020年5月24日 19時