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#28 ページ30

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『……貴方の言うことはほんとに読めないわ』

無一郎「それは君も同じだよ」

ほらまた、私が読めないことを言い出した

初めて会って、初めて話した時から無一郎は何を突然言い出すのか分からない子だったから仕方ないけれど

無一郎「Aも何言い出すか分からないし、何し出すか分からないんだけど。今回だって、1人で勝手に任務に向かうし」

『それはいつもの事じゃない?私はいつも1人で任務に向かう人間よ』

無一郎「僕はAが一人で行動するのが心配で仕方ないんだけど?」

『心配してくれてありがとう。……でももう、私は誰かと行動するのは嫌だから』

誰かと行動して任務に行くと必ず私が足を引っ張る

私のせいで仲間が傷つくなら、私から1人になると決めたから

それから無一郎は何も話してこなかったし、私も何も私は話さなかった

ずっと黙っているとなにか足音が聞こえてきた

誰か来るのかな、もしかしてしのぶ様だったり

そう思ったのも束の間、「こんにちは!」と扉が開いた途端元気な声が響いた

『……炭治郎さん?』

炭治郎「怪我は大丈夫ですか?」

お見舞いに来たのか、炭治郎さんに限らず善逸さんや猪?さんもいた

炭治郎「善逸と伊之助とお見舞いに来ました、果物籠いっぱいに持ってきたんですけど!置いておきますね!」

『…ありがとう…ございます』

善逸「Aさあああん…早く怪我治してくださいねええぇ…怪我治ったら俺とお茶飲みませんかぁあ!?」

炭治郎「こら!善逸!!」

伊之助「これ意外とうめぇんだな」

炭治郎「伊之助!それはAさんに渡したものだから食べるな!」

善逸「Aさああぁぁ………ん…?…誰?」

善逸さんが誰かを指さすように見てるのがわかった

あぁ、無一郎のこと指してるんだ

『…あぁ…この人、無一郎って言って……』

無一郎「君こそ誰」

善逸「ひぇ……こんな隊士いるのかよ…めちゃくちゃ子供っぽいんですけど…!」

『あ、えっと……』

無一郎「子供っぽくて悪かったね」

炭治郎「善逸!誰に向かってそんな!」

善逸「は…?誰に向かってって……」

炭治郎さんは無一郎に会ったことでもあるかのような口ぶりだけど

善逸さんは知らないみたいで、伊之助?って人はずっと果物食べてるけど……

炭治郎「ていうか自己紹介くらいすれば…」

善逸「えぇ?こんな俺より年下っぽい女の子みたいなひとに…?」

女の子じゃないようん

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ありさちゃん(プロフ) - みみさん» わー!喜んでもらえて嬉しいです!! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - 莉央さん» ありがとうございます! (2020年1月4日 23時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - 作者様と同じ無一郎と善逸なのでもう、一言で表すと最高です!! (2020年1月4日 22時) (レス) id: 97ae3430ef (このIDを非表示/違反報告)
莉央(プロフ) - ただただ一言、マジ神 (2019年12月3日 22時) (レス) id: 1b4747e0e8 (このIDを非表示/違反報告)
ありさちゃん(プロフ) - miさん» えっえっ!!!ありがとうございます!泣 (2019年11月26日 19時) (レス) id: 231416c233 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜莉沙 | 作成日時:2019年11月3日 21時

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